
KINTO、モータースポーツ新サービス「MOTORSPORT by KINTO」を始動
クルマのサブスクなどのモビリティサービスを提供する株式会社KINTOは、モータースポーツをより多くの人々が手軽に体験できる新サービス「MOTORSPORT by KINTO(MOSKIN)」を立ち上げ、2025年8月6日よりサービスの提供を開始した。この新サービスは、ハイスペックなスポーツカーのサブスクリプションから、サーキットでのレンタル走行、専門家によるドライビングレッスンまで、幅広いニーズに対応する4つのプログラムで構成されている。
【画像6枚】サブスクからサーキットまで。KINTOの新サービス「MOSKIN」の全容を写真でチェック
こだわりのチューンアップカーを長期間楽しめる「サブスク」
サービスの中心となる「サブスク」では、KINTOとTOM’Sが共同で開発した特別なチューンアップモデルを最長2年間利用することができる。提供される車種は、「GR86 by TOM’S×KINTO(MT)」、「GRヤリス by TOM’S×KINTO(MT)」、「GRスープラ by TOM’S×KINTO(AT)」の3種類である。
料金(税込)は、GR86が月額148,000円から(申込金740,000円)、GRヤリスが月額178,000円から(申込金890,000円)、GRスープラが月額208,000円から(申込金1,040,000円)となっている。これらの月額料金には、任意保険料やメンテナンス費用が含まれており、公道だけでなくサーキットでの走行も可能だ。ただし、提供台数は3モデル計5台限定で、抽選での受付となる。
特別な一日を演出する「レンタル」
「レンタル」サービスでは、サブスクで提供されるハイスペックなスポーツカーを8時間から手軽に借りることができる。料金(税込)は、GR86が8時間30,000円から、GRヤリスが8時間35,000円から、GRスープラが8時間45,000円からとなっている。購入前の試乗や、特別な記念日など、非日常的なドライビング体験を求めるユーザーに最適なプランといえる。貸出場所は東京都のTOM’S TOKYO SHOWROOMだ。
手ぶらでサーキット走行を体験「サーキットレンタル」
モータースポーツ未経験者でも気軽にサーキット走行を楽しめるのが「サーキットレンタル」である。このサービスでは、車両レンタル費用に加え、ガソリン代やサーキット利用料も含まれているため、文字通り手ぶらでサーキットを訪れて本格的な走行を体験できる。
千葉県の袖ケ浦フォレストレースウェイでは、「トヨタ86(AT)」が30分43,600円(税別、以下同)から、「GRヤリス(MT)」が30分53,600円から利用可能。また、愛知県の幸田サーキットyrp桐山では、「ヴィッツ(MT)」が20分24,600円から、「トヨタ86(MT)」が20分30,600円からとなっている。
プロから学ぶ「走行・体験イベント」
初心者から上級者まで、ドライビングスキルを向上させたいドライバー向けに「走行・体験イベント」も開催される。オープニングイベントとして、2025年8月26日に富士スピードウェイCGパークで、同年9月5日には幸田サーキットyrp桐山でイベントが予定されている。参加費用(税込)はそれぞれ29,800円と27,800円である。今後、サブスク契約者向けの走行体験会や、EVカートで国内A級ライセンスが取得できる走行会など、魅力的なイベントが企画されている。
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KINTOは、これらの多角的なサービス提供を通じて、これまで敷居が高いとされがちだったモータースポーツの世界への扉を大きく開こうとしている。憧れのスポーツカーを意のままに操る喜びや、サーキットを疾走する興奮を、誰もが自身のスタイルに合わせて体験できる画期的なサービスの誕生といえるだろう。
【画像6枚】サブスクからサーキットまで。KINTOの新サービス「MOSKIN」の全容を写真でチェック