ブガッティと本間ゴルフがコラボ、完璧を追求した限定ゴルフクラブコレクションを発表
フランスのハイパースポーツカーメーカーであるブガッティは2026年6月16日、日本のプレミアムゴルフブランドである本間ゴルフ(HONMA)とのコラボレーションによる限定コレクションを発表した。本間ゴルフの哲学である力みのないコントロールを根底に持つこの製品群は、究極の職人技とスポーツの優雅さを融合させている。自動車の機械的美学をゴルフの世界へ持ち込み、ラグジュアリーの境界線を再定義するものだ。
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歴史が交差する芸術とテクノロジーの融合
1909年に創業したブガッティは、「比較できるものは、もはやブガッティではない」という理念のもと、スピードと芸術性を共存させてきた。一方、1958年に横浜で誕生した本間ゴルフは、熟練の職人技により大量生産では不可能な精度と美しさを追求している。絶対的な最高峰の体験を提供するという共通の執念が、この画期的な提携を生んだのである。
ブガッティ・インターナショナルのマネージングディレクター、ヴィープケ・シュタールは、スポーツが顧客のライフスタイルに深く根ざしていると語る。本コレクションは同社のデザインDNAを完全に反映し、両ブランドが共有する妥協なき基準を体現したものであり、卓越性と革新性、そして職人技へのコミットメントの現れだ。
空力精神を継承した「BERESスーパープレミアム」
「BERES スーパープレミアムコレクション」は、本間ゴルフのラグジュアリーな血統にブガッティの遺伝子を注ぎ込んだシリーズだ。3スターから5スターで展開され、最上位の5スターは世界限定20セットのみという希少性を誇る。最新のハイパーカーであるブガッティ・トゥールビヨンの精神を引き継ぎ、車体に用いられる空気力学の原理をクラブヘッドへと完璧に適用している。
ヘッドの建築的構造には、特徴的な馬蹄型グリルや伝説的なCライン、新開発の計器クラスターを彷彿とさせる要素が緻密に統合された。3スターと4スターは車体と同じツートン塗装によるアイスブルー仕上げである。スイングのたびに、手のひらの中でスピードと美しさの優雅な対話が繰り広げられる。
サーキットの魂を宿した「ツアーワールドプレミアム」
美術品のような価値を持つBERESに対し、「ツアーワールド プレミアムコレクション」は、走行性能に特化したブガッティのように設計された。本間ゴルフのプロ向けラインであるTW777のパフォーマンスDNAと、ブガッティの象徴的なデザイン言語を高度に統合している。
ドライバーはチタン・カーボン複合材と深く低い重心により、卓越したボールスピードと正確な操作性を実現した。アイアンは精密ミーリングと軟鉄鍛造を組み合わせ、高い寛容性とソリッドな打感を提供する。高精度なCNCミーリングの繊細なタッチにより、ブガッティの精密さをすべての決定的なスイングへと変換する。
グリーンを制するパターと世界展開のスケジュール
「スーパープレミアム ブガッティパター」は4スターと5スターの2モデルがあり、ヘッド形状はトゥールビヨンのリア、ソールはタコメーターから着想を得た。アドレス時には流れるようなボンネットのラインを想起させ、流線型の曲線がサイトラインへと自然に伸びる。優れたフィードバックと専用グリップにより、手元に一体感のあるストロークを可能にした。
本コレクションのうち、BERESとパターは2026年6月16日に世界で公式発売された。ツアーワールドは同年6月下旬に発売される。これらは本間ゴルフのグローバル直営店、正規販売店、公式オンラインサイトで取り扱われ、地域の店舗やウェブサイトから注文を受け付ける。
【ル・ボラン編集部より】
1000馬力超のW16からV16ハイブリッドへと進化したブガッティだが、その本質はエットーレ時代から続く「芸術と機械の融合」にある。本間ゴルフとの協業は、単なるブランドの横展開ではない。空力に裏打ちされた造形美と、ボールを正確に射抜く物理的機能の共存は、まさにハイパーカーの設計思想そのものだ。圧倒的なパワーを涼しい顔で手懐ける。そんなブガッティの世界観を手元のクラブへと凝縮した点に、狂気すら孕んだ両者の完璧主義が見て取れる。
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