1984年から続く伝統のヒストリックカー大運動会に国内外の名車が勢揃い
2026年9月21日、愛知県岡崎市のキョウセイドライバーランドで「第76回タイムトンネルトライアル」が開催された。94年前のMGから国産名車まで、全国各地より約85台のヒストリックカーが集結。初心者も安心なコースで、コンマ1秒を削る真剣勝負から仲間との談笑まで、愛車とモータースポーツを満喫した1日であった。
【画像20枚】コンマ1秒を削る真剣勝負と笑顔。ロータス・エランやホンダT360も全開で駆け抜けた「TTT」の全貌を見る
中部地区を中心に、関東や四国からも旧車オーナーが秋の岡崎へ参集
愛知県岡崎市にあるキョウセイドライバーランドは、ドライバーおよびライダーの運転レベルアップや運転マインドの向上などを目的に、安全運転講習や危険回避の基礎知識の習得や体験ができる場として企業研修などで活用されている、キョウセイ交通大学が運営する施設だ。
外周には1周約1kmの高速オーバルコースがあり、その内側にある、レイアウトを無限に選べるマルチコースは、JAF公認「常設1級スピード行事競技コース」となっている。ここは四輪ジムカーナのほか、全日本トライアル中部大会や中部トライアル選手権シリーズ、キッズバイクの大会といった、さまざまなモータースポーツイベントで広く使われている。
2026年9月21日(月・祝)は、ヒストリックカーでのタイムトライアルイベント「タイムトンネルトライアル」(TTT)の開催日。1984年に始まり、春と秋の年2回行われているTTTは、今回で76回目を数える大運動会だ。
地元中部地区からの参加者を中心に、関東さらには四国といった遠方からも、この秋の大会を楽しもうというオーナーたちのヒストリックカー、約85台が集まった。
ミスコースの不安なし! 気軽な装備で愛車との対話を楽しめるタイムトライアル
そのルールであるが、複数台が一斉にスタートして勝敗を決めるレース形式ではなく、ジムカーナのように1台ずつが出走し、スタートからフィニッシュまでのコース走行タイムを計測。走行2本のタイムにより、順位を決定するタイムトライアル形式で行われる。
パイロンスラロームを加えたコース走行のため、ジムカーナのように複雑に旋回して方向を見失うこともないので、ミスコースの不安なく気軽に楽しめる内容となっている。
装備で必要なのは、純正または3点式以上のシートベルトに加え、ヘルメットと長袖・長ズボン、スニーカー、グローブを着用すればOK。そんなお手軽なルールも、モータースポーツへの一歩として、また愛車との対話を楽しむにも、もってこいのイベントなのだ。
0.1秒を削る真剣勝負も、仲間とのワイワイ談笑もすべてが詰まった秋の1日
レディースクラスを含めて11クラスと細かくクラス分けされているのは、現行車ではなく、幅広いタイプのヒストリックカーが集まるイベントだから。年式や排気量、チューニング度合い、そしてラジアルからSタイヤまで選択自由なタイヤの種類も、クラス分けの基準となっている。
この日のコースをまずは歩いて確認したのち、完熟走行に続き、本番となる第1ヒート、第2ヒートの計2回を走行する。もちろん勝負事であるから優勝を目指してコンマ1秒の短縮を目指すのもよし、愛車の挙動や特性をより理解することに目標を置くのもいいだろう。
そして大運動会ならではの仲間たちとワイワイ過ごすなど、オーナーそれぞれの楽しみ方があるタイムトンネルトライアルの1日であった。






















