ニューモデル

ロールス・ロイスの新モデル、その価格がドーンと発表! 税込3740万円ナリ

オプションを追加すると果たして総額は……?

 1月21日、2015年のフランクフルトモーターショーで初公開されたロールス・ロイスの最新モデル「ロールス・ロイス・ドーン」の正式予約の受付が日本でも開始された。価格は3740万円から。

 「夜明け」を意味する「Dawn」の名の 通りトップを解放できるコンバーチブルで、ロールス・ロイスらしく2+2ではなくフル4シーターとして後席が設えられている。命名の由来は1950年から1954年にかけてわずか28台のみが生産され、ドーンの名を最初に冠せられた「シルバードーン」のドロップヘッド仕様だ。このシルバードーンは、コーチビルダーによるボディ架装が一般的だった当時、はじめてロールス・ロイス自身がボディワークまで手掛けたモデルとしても知られている。

 エクステリアは、ボディとホイールの高さの比率が2:1、長いボンネットフード、前が短く後ろが長いオーバーハング、先細りのボディ後端、高いショルダーラインといったロールス・ロイスの伝統的デザイン原理がしっかりと守られた。ソフトトップを解放したときに現れるカバーにはステンレス製フィニッシャーがあしらわれ、ダッシュボードパネルと同じく木目を左右対称に配置したウッドパネルはロールス・ロイスならではの職人技を感じさせる。

 インテリアはウッドとレザーで覆い尽くされており、完全に独立した4座のシートがフル4シーターであることを主張しているかのようだ。静粛性を追求したというファブリック製のソフトトップは、50km/h以下なら走行中でも開閉可能。22秒で音もなく動作は完了する。

 エンジンはゴーストやレイスと同じ6.6リッターのツインターボV12で、最高出力はロールス史上最強のパワーを誇るレイスと同じ570ps(420kW)、最大トルクはゴーストと同じ780Nm(レイスは800Nm)を発生。2640kg(日本仕様)の巨体を4.9秒で100km/hまで加速させる。なお、最高速は250km/hの制限付きだ。トランスミッションは8速ATが組み合わせられている。

 気になる納車時期は、2016年の第2四半期からを予定しているとのことだ。

問い合わせ先;

ロールス・ロイス・モーター・カーズ東京

http://www.rolls-roycemotorcars-cornes.jp/

ロールス・ロイス・モーター・カーズ横浜

http://www.rolls-roycemotorcars-nicole.com/

ロールス・ロイス・モーター・カーズ大阪

http://www.rolls-roycemotorcars-osaka.com/

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