ホイールベースはC-HRと共通
トヨタ自動車はパリモーターショー2016にて、レクサスのコンパクトクロスオーバーの将来像を示すコンセプトカー「UXコンセプト」を世界初公開した。UXコンセプトは、大胆なエクステリアや人間工学に基づいたインテリア、そしてヒューマンマシンインターフェイスなどの先端技術が相まって、乗員に奥深いドライビング体験を提供するという。
「インサイド・アウト」コンセプトをベースにデザインされたUXコンセプトは、RXでクロスオーバーSUVというジャンルを切り開いたレクサスが提案する新たなコンセプト。高いデザイン性とともに、コンパクトなボディと快適性を両立させ、先進的な都市生活ユーザーの期待に応えることが目標とされている。
ボディサイズは全長4400×全幅1900×全高1520mmで、ホイールベースは2640mm。外観では、フロントグリルを取り囲むボリューム感あるスピンドルグリルがレクサスのアイデンティティを強調するとともに、3次元的な立体効果を生み出している。
ヘッドランプはレクサスを象徴するL字型ランプに加え、エアダクトに広がるファイバー形状のランプがスピンドルグリルと相まって、ボディのワイド感や力強い存在感を演出。リアランプはスポイラーと一体形状になり、立体的な構造が強調されている。タイヤサイズは255/50R21だ。
乗車定員4名のインテリアは、シャープなイメージのフロントと、ソフトなリアのデザインにより、前後席それぞれが異なる趣を醸し出す。前席はドライバー主体のデザイン構造で、ホログラム等のヒューマンマシンインターフェイス技術を採用し、3次元による先進的なドライビング体験を提供するという。一方、後席は寛ぎの快適空間が演出された。
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Text:Yasushi HOSODA Photo: Naohide ICHIHARA (Editor in Chief)/LEXUS INTERNATIONAL
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