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【ジュネーブショー2017】メルセデス・ベンツが「マイバッハG650ランドレー」を発表

メルセデス・ベンツが「AMG G65 6×6 カブリオレ」を計画しているのではないか? という記事を先日お届けしたばかりだが、その正体が「メルセデス・マイバッハG650ランドレー」であることが判明した。

 

マイバッハらしいオープンカー 

 

「メルセデス・マイバッハ」とは、メルセデス・ベンツのさらに上を行く高級ブランド。それだけにこのオープントップのGクラスには、ラインナップで最も強力なV型12気筒エンジンが搭載される。さらに究極のオフローダーとしての性能とエクステリアを持ち合わせながら、インテリアはマイバッハブランドらしい極めて豪華な仕立てとなる。

 

Der neue Mercedes-Maybach G 650 Landaulet: Streng limitiert: Open-Air-Luxus on- und offroad

 

フロントサイドの「V12 BITURBO」の文字が示すよう、エンジンは639psを発揮する6.0リッターV型12気筒ツインターボ。ボディサイズは全長5345mm、ホイールベース3428mm、全高2235mmで、それぞれノーマルより683mm、578mm、281mmも大きい。特に車高は車輪内にギアを組み込むことで車軸を嵩上げする、「ポータルアクスル」を採用。450mmの地上高を確保しており、定評のオフロード性能をさらに引き上げている。

 

だがハイライトはインテリアだ。ホイールベースが延長された贅沢な空間は4人乗りとされ、膝前の空間がたっぷりととられた後席の頭上は電動ファブリックトップに。スイッチを押すと大きな折り畳み式のルーフが開き、オープンカーの快適さを感じることができるのだ。ファーストクラスの座席を思わせるシートには、電動リクライニグ機能やマッサージ機能が備わる。

 

さらに前席と後席の間にはガラス製の間仕切りが。これを上げればリアコンパートメントを前席から分離でき、プライバシーが保たれる。ガラスを不透明に変えることも可能だ。

 

このマイバッハの何に恥じぬ、豪華な専用装備を持つG650ランドレーは、3月に開かれるジュネーブモーターショーで世界初公開。同時に限定99台で発売が開始される。

 

 

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