トヨタは、開催中のニューヨーク国際自動車ショーにおいて、コンセプトカー「FT-4X」を世界初披露した。トヨタ FT-4X は、アウトドアシーンを中心にクルマの新しいあり方を提案する小型SUVのデザインコンセプト。米国のデザイン拠点「CALTY」が手がけ、「手軽さ」や「カジュアルさ」を好む都市部在住のミレニアル世代(30代半ばまでの若者世代)をターゲットにしている。
飲料用ボトルがドアハンドル!?
トヨタ FT-4Xのデザインテーマは「頑丈で魅力的」。エクステリアは「X(エックス)」をモチーフにした特徴的なスタイリングで、フロントグリルは水平基調としてランドクルーザーなどトヨタの伝統的なSUVテイストを継承。プラットフォームはプリウスやC-HRと同じトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー「TNGA」であり、4WDパワートレインも搭載。走る楽しさを備え、タフユースにも適するとしている。
インテリアでは、取り外し可能で車外でも使えるオーディオやルームライト、飲料用ボトルとして使えるドアハンドル、センターコンソールに収納して普段はアームレストとして機能する寝袋など、アウトドアシーンで役立つユニークな装備やデザインを数多く採用。リアゲートは縦横に開くなど、利便性も高い。
トヨタはこのFT-4Xで、いつでも、どこからでもアウトドアに出かけ、活躍できるクルマを目指したとしている。
トヨタ FT-4X 車両概要
全長:4249mm
全幅:1821mm
全高:1623mm
ホイールベース:2639mm
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Text:H.Tanaka Photo:TOYOTA MOTOR CORPORATION
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