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メルセデス・ベンツの本格派EVトラックが首都ベルリンで実証テスト

2021年の量産化に向けて

10月23日、メルセデス・ベンツ・トラックは完全電気駆動の大型トラック「eアクトロス」の試験走行をドイツ・ベルリンでスタートさせたことを発表した。

試験走行では、ドイツのスーパーマーケット「EDEKA(エデカ)」の協力を得て、ベルリン郊外にあるグリュンハイデにある倉庫から市内中心部とその周辺にある同社のスーパーマーケット各支店への配送に使用する。

Eアクトロスには、169ps/485Nmを発揮する電気モーターを2基搭載。動力性能はディーゼルエンジン搭載車に匹敵するという。バッテリー容量は240kWhで、最大積載容量は11.5トンだ。

荷室コンテナに冷蔵機能を備え、生鮮食品など合計10トンにおよぶ荷物を運ぶeアクトロスは、毎日150〜300kmをルート走行。eアクトロスは1回の満充電における航続距離が200kmなので、荷物を積み込んだり、降ろしたりする時間を利用してバッテリーの充電を行なう。

この試験走行はこれから約2年間実施され、2021年の量産化を目指す。

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