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「レンジローバー」の“宇宙飛行士エディション”とは?

宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラクティック」とのコラボモデル

ジャガーおよびランドローバーの特殊車両やカスタマイズプログラムを手がける「SVO(スペシャル・ビークル・オペレーションズ)」はこのほど、パートナーシップを結んでいるヴァージン・ギャラクティックとのコラボレーションによって企画された「レンジローバー・アストロノート・エディション」を発表した。

ヴァージン・ギャラクティックは、ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長が設立した宇宙旅行ビジネスを行う会社で、同社とジャガー・ランドローバーは2014年からパートナーシップを締結している。

このたび製作されたレンジローバー・アストロノート・エディションは、ヴァージン・ギャラクティックでの宇宙旅行に申し込んだ将来の“宇宙飛行士”だけがオーダーできるスペシャルモデル。

ボディカラーは美しい夜空にインスパイアされたゼログラビティ・ブルーで、フロントドアを開けるとBピラー部分にヴァージン・ギャラクティックの宇宙飛行船「スペース・シップ・ツー」をかたどったエンブレムが装着されている。またこの宇宙飛行船の形は、フロントドアの足元を照らす照明でも目にすることができる。

インテリアでは、専用デザインのカップホルダーのほか、ヘッドレストや後席中央の背もたれに刺繍やエンボス加工が施され、特別なモデルであることがさりげなく主張されている。

ベース車両はレンジローバーのプラグインハイブリッドモデル「P400e」とガソリン車の「P525」。P400eはシステム出力404psを発揮する一方で、42kmのEV航続距離を実現する。一方P525は525psを発揮する5LのV型8気筒スーパーチャージドエンジンを搭載。いずれも新世代のレンジローバーを象徴するパワーユニットである。

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