名車「CJ-3A」をオマージュした装備を搭載
FCAジャパンは「ジープ・ラングラー」に、同モデルのルーツでありSUVの先駆けとなった「ウィリスオーバーランドCJ-3A」にインスピレーションを得た限定車、「ラングラー・アンリミテッド・ウィリス」を設定。2020年2月8日より、全国のジープ正規販売店を通じて300台限定で販売する。消費税込みの車両本体価格は5,210,000円となっている。
その原点となったウィリスオーバーランドCJ-3Aは、1948年に発表。それまで軍用車として認知されていたオフロード車を、民間用として広く普及させたモデルとなった。このことで幅広いユーザーにオフロード車を駆る喜びや冒険の楽しみを提供したことから、“SUVの父”として尊ばれている。
CJ-3Aは、その先代にあたる「CJ-2A」に対してエクステリアに手が加えられるとともにトランスミッションやリヤアクスルといったメカニズムが強化。よりタフな走りを実現したモデルでもあった。
今回の限定車は、そんなCJ-3Aの特徴を受け継ぎ専用エクステリアパーツやオフロード性能を高める装備が採用。外観はブラック仕上げの専用グリルやグロスブラックの17インチアルミホイール、エンジンフードの「WILLYS」デカールやリヤゲートの「4 WHEEL DRIVE」デカール、マットブラックのJeepバッジなどを特別装備。ベース車(アンリミテッド・スポーツ3.6L)との差別化が図られ、アクティブなテイストが演出されている。
また、岩場などで車体下部を衝撃から保護するロックレールやタイヤの空転を抑制しトラクション性能を高めるアンチスピンリヤディファレンシャル、ハードコアモデルである「ルビコン」と共通のDana社製M220リヤアクスルを搭載し、厳しい環境下でも優れた走破性を発揮する。
ボディカラーは、ベース車には設定のないスティンググレーC/C(限定200台)と、ブラックC/C(同100台)の2色が設定。内装色はいずれもブラックとなる。
※商品サイト:https://www.jeep-japan.com/special_models/wrangler-willys.html