アップデートされた新「e-POWER」は出力アップと30km/Lの燃費を達成か?
日産の主力ミニバンとして国内ではトップクラスのセールスを誇る「セレナ」の次期型に関する情報を入手。今回は、それを元に予想CGを制作した。
セレナといえば、5ナンバーサイズのミニバンとして国内ではトップクラスの販売実績を誇る日産の主力モデル。現行型は2016年に発売、2018年にはシリーズ式ハイブリッドの「セレナe-POWER」が投入されているが、いよいよ第五世代となる「C28型」へバトンタッチされるわけだ。
現行セレナ
エクステリアは、現行型のイメージを踏襲しつつ全体的にシャープなデザインを採用。Aピラーは若干傾斜が強くなり、よりワンモーション化。サイドウインドーはリヤに向かって若干キックアップすると同時に立体感を強調する造形となるようだ。また、ボディ下部には複雑なキャラクターラインを配してアグレッシブなイメージも演出されるようだ。
パワーユニットは、2L直列4気筒+マイルドハイブリッドが主力だがハイライトはやはり1.2Lガソリン+電気モーターの「e-POWER」だろう。次期型ではエンジン排気量が2Lへ拡大される可能性もあり、最高出力は145psへと向上。燃費は現行型の26.2km/Lから一気に30km/L台に到達するとも噂されており、実現すればライバルにとっては脅威となりそうだ。
装備面での注目は、「プロパイロット2.0」の搭載だ。昨年デビューした「スカイライン」用と同じく、高速道路限定ながら同一車線内のハンズフリードライブを実現。車線変更までクルマ任せにできるこのシステムが実装されれば、ファミリーユースが多いミニバンとしては大きなセールスポイントとなるはずだ。
気になるデビュー時期は、最速で2021年5月という説が有力だが夏以降にズレ込む可能性もあるという。