50万台目の「日産リーフ」はノルウェー在住の購入者のもとへ
日産自動車は「世界EVデー」となった9月9日、電気自動車(ピュアEV)である「リーフ」の生産累計台数が50万台に達したと発表した。
リーフは2010年の初代モデル発売以降、世界中で多くのユーザーに評価されワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2011、欧州カー・オブ・ザ・イヤー2011、2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤーなど、数々のアワードを受賞している量産ピュアEVだ。
累計生産50万台目のリーフは、世界EVデーに先立ち今夏にイギリスのサンダーランド工場で生産された。サンダーランド工場は2013年にリーフの生産を開始しており、記念すべき50万台目は、ノルウェー在住のカスタマーのもとに近日中に納車される予定という。
この納車を待つマリア・ヤンセンさんは、以下のようにコメントしている。
「夫と私は2018年にリーフを購入し、とても気に入りました。今回、50万台目のオーナーになれることは非常に光栄で、とてもワクワクしています。走行距離が延び、最新技術が搭載された新しいリーフは、まさに私たちのニーズに応えるクルマです」
2010年の発売以来、リーフは世界中でのべ148億km以上を走行。これにより、23億kg以上のCO2排出量が抑制されたことになる。また、昨今の都市ロックダウンによりCO2を排出する活動が制限された結果、世界各地で大気環境が改善された。欧州で行なわれた調査では、回答者の68%が以前の大気汚染レベルへ戻さないための対策を支持する、との結果が出ているという。