ブランド初となる3列シートのフルサイズクロスオーバーSUV
ポルシェは現在、フラッグシップ・クロスオーバーSUV『カイエン』の改良新型に着手しているが、そのカイエンをベースとした3列7人乗りの新型SUVを開発している可能性があることがわかった。
2002年、ポルシェは同ブランド初となるクロスオーバーSUV『カイエン』を発売し、その後弟分となる「マカン」を投入、一部愛好家にはスポーツカーを徐々に放棄し、スポーツユーティリティビークルで利益を上げる流れを批判する向きもあるが、現在はポルシェを牽引する主力モデルに成長している。
今後SUVでは、マカンEVなどが投入予定だが、同ブランド初となる3列シートのフルサイズ・クロスオーバーSUVの発売が噂されており、実現すればカイエンの上に位置するフラッグシップモデルとなるだろう。
ロシアの自動車ニュースサイト「KOLESA.RU」から協力を得た予想CGは、フロントエンドにタイカン風ヘッドライトを装着、バンパーやエアインテークは専用デザインが用いられている。またルーフはフラットで実用性を高め、大人7人が余裕を持って乗車できるスペースを確保、リヤエンドもLEDストリップライトを配置するなど、タイカンと酷似している。
市販型のパワートレインは、プラグインハイブリッドが有力とされ、カイエンをベースとして開発、発売は2020年代後半と予想されている。