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【新型ジムニーカスタム大特集】プロが本気で作った車中泊仕様ジムニー! スプリングロードのジムニーカスタム【ジムニー天国2022】

旅やアウトドアを楽しむために4駆のプロがホンキでカスタム

愛知県豊橋市の4駆プロショップ、スプリングロードが手掛けたJB64。このクルマは同店代表の河野美智春氏自身の愛車だ。氏はカヌー遊びが趣味とのことで、川下りの際にはこのクルマでカヌーを運び、なおかつ宿泊もしているという。

【写真9枚】アウトドアを楽しむ本気仕様! スプリングロードのジムニーを写真で見る

アウトドアレジャーで活躍するクルマを目指して製作したということで、その装備もアウトドアユースを意識したものとなっている。中でも大きな特徴が、どこでも気軽に寝泊まりができるベッドキットの採用だろう。1列目のシートを倒して専用のベッドマットを敷くことでフルフラットとなり、大人2名が楽々就寝できるスペースがもたらされる。ベッドマットは左右で分割できるタイプで、片側だけをフラットにすることができるので、ひとり旅でもありがたい。

各パイピングを見直しつつ、サブコンの導入、ダイレクトイグニッション化で力強さを求める。

オリジナルの2インチスプリングとタニグチ製ダンパーで構成する足まわり。ラテラルも自社製。

また、荷室には家具職人にオーダーしたというテーブルボックスも備えられていて、ランプやコッヘルといったキャンプアイテムの収納や、室内での食事等で重宝する。さらに、ルーフラックの装備で大型の荷物の積載も可能となり、なおかつヒッチメンバーも装備。河野氏はカヌーを載せたトレーラーを引っ張ることもあるそうだ。

リーディングダウンブラケットを介することで、インチアップしても直進安定性、操安性は保たれる。

オリジナルのドリンクホルダーはステンレス製。同店のロゴがレーザーで抜かれ、質感も高い。

もちろん、ジムニーカスタムの定番ポイントである足まわりも抜かりはない。オリジナルの2インチアップスプリングとソーサーで実質3インチ程度のリフト量とし、ダンパーはタニグチをチョイス。ラテラルロッド、リーディングダウンブラケットも自社製で、高い操安性を実現している。

荷室に設けられたテーブルボックス。キャンプアイテムの収納、食事などの際に便利だ。

マットを敷くだけで広々としたスペースがもたらされる。片側だけフラット化することも可能。

ホイールは4駆ではおなじみのソリッドレーシングで、迫力あるビジュアルで足もとを演出。また、エンジンルームのパイピング変更やサブコンによる燃調の適正化、さらに、ダイレクトイグニッション化などで力強い走りも楽しめる仕様となっている。

SHOP’s VOICE

間もなく創業25周年。販売やカスタムはもちろん、改造申請も承っております。月に1、度走行会を実施、カヌーのイベントも1度開催しております。走りを楽しみたい人やアウトドアを楽しみたい人はぜひお越しください。

スプリングロード ☎0532-37-3077 http://springroad.jp/

ジムニー天国2022より転載

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