ワールドプレミアは早ければ2022年内か?
メルセデスAMGは現在、GLEに設定される高性能『GLE 53』改良新型を開発中だが、「GLE 53 クーペ」市販型プロトタイプも捉えることに成功した。
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2代目となる現行型(W167/C167)型に設定されているAMG「GLE 53 4MATIC+」は2019年に登場しており、これが初の大幅改良となる。
GLE 53同様にオーストリア・アルプスで捉えたプロトタイプのフロントエンドには、わずかにコンパクトになったヘッドライトを装備、上部にシャープなLEDデイタイムランニングライトが配置されている。また軽く変更されたグリル、よりスポーティなバンパーが確認できる。
リアエンドは、GLEと異なる流麗なルーフラインを装備、偽装の合間からは水平ラインが目立ち、バックライトが再配置された新グラフィックが確認できる。インテリアにはSLなどの新しいモデルに見られるものを反映した、新フラットボトムステアリングホイールを装備、グロスブラックのアクセントと、タッチコントロールボタンを備えた3本スポークデザインが特徴となっている。またワイドなガラスディスプレイにはアップデートされたインフォテイメントシステムが搭載されるだろう。
パワートレインは、3.0L直列6気筒ターボチャージャーエンジンをAMG GLE 53と共有、EQブーストシステムと組み合わされる。追加の21psを短時間提供できる電気モーターを備え、9速オートマチックギアボックスを使用、0-100km/hを5.2秒で到達させる。
AMG GLE 53、及びGLE 53クーペ改良新型のワールドプレミアは、早ければ2022年内と予想される。