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白と黒で表現された「A110 S」に命を吹き込む! アルピーヌ×マチュー・セザールによるモノクロームの芸術的コラボレーション

アルピーヌ、ブランドアンバサダーを務めるジネディーヌ・ジダン氏も出席したパリでの発表イベントで、アートカー2024を発表

コンテンポラリーシーンで国際的に活躍するアーティスト、モノクローム写真家のマチュー・セザール氏とアルピーヌとの出会いにより、モノクロームの「A110」を制作した。モノクロームの力が、アルピーヌのデザインチームによって内外装に反映された「A110 S」のアイコニックなデザインをさらに引き立てている。

マチュー・セザール氏のモノクロポートレートは影、光、コントラストを組み合わせることで、写真に感情と個性をもたらす。レトロフューチャリスティックなスタイルで、被写体の本質をとらえることができる、今日の照明の第一人者である。また、マチュー・セザールは生涯のクルマファンでもある。

「私の世界は、主に情熱と幼少期に影響を受けたものであり、私はそれを永続させ、主にモノクロ写真を通して生命を吹き込もうとしている。クルマは人間の創意工夫の賜物である。普遍的でありながら、人々をひとつにする。アルピーヌのデザイナーたちとのモノクロマティック・プロジェクトで達成しようとしているのは、そういうことです」とマチュー・セザール氏は説明する。

マチュー・セザール氏はアルピーヌの世界に分け入り、完全にモノクロームなクルマを撮影した。このクルマは、すべての色を取り除くと、まさに芸術作品となる。黒と白の純粋さ、グレーとクロームの色調が、すべてのラインとディテールを洗練させる。

ブラック&ホワイトで公開されたA110 S:催眠術のような、時代を超越したデザイン
アルピーヌとマチュー・セザール氏のコラボレーションは、アーティストの意図とアルピーヌのノウハウが融合した共同創造として企画・開発された。モノクロマティック・プロジェクトは、シンプルさが洗練と同義になるような自動車のビジョンを提供する。

モノクロマティックなデザインは、アイコニックなA110 Sの時代を超越した滑らかな曲線を強調すると同時に、ボンネット下のパワー(300馬力、0-100km/h加速4.2秒、パワーウェイトレシオ3.7kg/hp)を際立たせている。アイコニックなベルリネットにインスパイアされたA110 Sのデザインは、スポーティさの統合だ。

一筆書きで描かれたデザインは、メカニカル・コンポーネントに可能な限りマッチしており、公道でもサーキットでも走れる、主張のあるキャラクターを表現している。

「このコラボレーションは、2つの芸術の対話でした。マチューの写真の世界と私たちの自動車の専門知識です。このコラボレーションは、私たちが共有するパフォーマンスとエレガンスというビジョンの完璧な融合を表しています。A110モノクロマティックの創造は、素材やテクスチャーだけでなく、情熱や感情も大切にしています」とは、アルピーヌ・デザイン・ディレクターのアントニー・ヴィラン氏だ。

【写真12枚】マチュー・セザールによって演出されたイブニングには300人近いゲストが出席 

アルピーヌ アートカー 2024:見事なグラフィック構成と、素材とテクスチャーのユニークな組み合わせ
エクステリアでは、アルピーヌのデザインチームとマチュー・セザールが2024年初頭に行った最初のミーティングで、アーティストのシグネチャーであるブラックとホワイトのグラデーションをボディワークに採用することが決定された。

写真は美と現実を明らかにするものであるため、デザインチームはA110 Sのアルミ製ボディワークを削ぎ落とし、白い陰影でトランジションゾーンを表現した。グロスブラックのフロントパネルとリアパネルが、グラフィカルな印象を生み出している。

A110モノクロマティックの内部は、ホワイトのアッパーセクションとブラックのロアセクションのコントラストが際立つ。

背もたれとドアトリムには、3Dプリントによる軽さと透明感が採用された。ホワイトとブラックを基調としたシート表皮は、エクステリアのグラデーションをイメージしています。最後に、A110モノクロマチック・コンソールの装飾、ネームプレート、ドアシルなどのアルミニウム製インテリア・エレメントがデザインを完成させた。

このコラボレーション期間中マチュー・セザール氏は、アルピーヌの魂を、光と影がボディワークの上で踊るパラレルワールドに凍りついたような、時代を超越した写真と映像で表現した。

2021年のフェリペ・パントン氏によるアルピーヌA110 S、2022年のオブビアス・コレクティブによる「A110 サストルガ」、2023年のベルギーのアーティスト、アルネ・クインゼ氏による「A110 メタモルフォーシス」に続き、アルピーヌは4年連続で新たな芸術的コラボレーションに取り組んでいる。

これらのクリエイティブなパートナーシップは、アルピーヌの創造性を支援し、新たな領域を開拓するというコミットメントを示している。

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