
ステファン氏は日本が大のお気に入り
ポルシェの様々なモデルで世界各国のワインディングロードを巡り、その美しい風景を写真で紹介する雑誌「CURVES(カーブス)」。今回、日本を舞台とした「CURVES JAPAN」が発刊されたのを機に、その編集者兼フォトグラファーである「ステファン・ボグナー」氏のトークショーが、ポルシェスタジオ日本橋で開催された。
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日本の美しいワインディングロードと街の風景を掲載
イベントの冒頭では、ポルシェスタジオ日本橋を運営しているExclusive Cars Japan合同会社の代表執行役CEO 鈴木聡大氏と、ポルシェジャパン マーケティング&CRM部 執行役員のダニエル・フォイヒト氏が挨拶。今回CURVES JAPANが発行されたことについてのお祝いのコメントを述べた。
続いてステファン・ボグナーが登壇。ステファン氏は子どものころから日本の文化や製品に興味を持っており、初めて手にしたソニーのウォークマンが大のお気に入りだったという。
ヨーロッパをはじめ、アメリカやアジア、オセアニアなど世界の様々な国の文字通り「カーブ」を題材にしたCURVESは、日本が26か国目の発刊だという。今回のCURVES JAPANでは北海道から東北、高山や金沢、京都、そして箱根と東京など、日本の美しいワインディングロードと街の風景が掲載されており、まさに日本を再発見する本に仕上がっている。またロケーション場所は、ナビゲーションやスマートフォンは使用せず、紙の地図を見ながら探すというのもステファン氏ならではだ。
一方で日本ならではの撮影の苦労もあったそうで、通常なら俯瞰の撮影でヘリを借りることが多いが、日本では個人で借りるのが難しかったためドローンを使用したという。ステファン氏曰く「一冊の本を作りるのに撮影にだいたい2~3週間、そのあと10日くらいかけて写真のレタッチに費やしています」とのことであった。今回は718ボクスターをはじめ、マカン・ターボ、タイカン・ターボSと日本の風景が切り取られたカットも掲載されているので、是非ご覧になっていただきたい。
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