アストン・マーティン、60〜70年代の伝説的カラーを纏う限定5台の「ヘリテージエディション」を発表
アストン・マーティン・ニューポートビーチは、ブランドのビスポーク部門「Q by アストン・マーティン」とのコラボレーションにより、特別なスポーツカーコレクション「ヘリテージエディション」を発表した。1960年代と1970年代にブランドを彩った歴史的なボディカラーを、最新の塗装技術で現代に蘇らせている。世界に1台ずつしか存在しない5台の現行モデルは、過去の豊かな遺産と最新技術が見事に融合した特別なコレクションである。
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伝説のカラーを現代に蘇らせた「ヘリテージエディション」
2026年8月3日、カリフォルニア州のアストン・マーティン・ニューポートビーチにおいて、特別なコレクションが披露された。「ヘリテージエディション」と名付けられたこのコレクションは、アストン・マーティンの歴史で輝かしい1960年代と1970年代を象徴するペイントカラーを、2027年モデルの現行スポーツカーに施したものである。世界にそれぞれ1台の限定モデルとして、アストン・マーティン・ニューポートビーチでのみ独占販売される。

今回のプロジェクトは、ビスポークサービスを担う「Q by アストン・マーティン」のデザインチームが主導した。歴史あるカラーリングを最新の塗装技術でリマスターし、クラシックな魅力を残しつつ現代のスポーツカーにふさわしい美しい仕上がりを実現している。アストン・マーティン・ニューポートビーチのゼネラルマネージャーであるジェフ・ウェスト氏は、これらがブランドの伝統と妥協なき未来の架け橋であると語っている。
特別感に溢れる専用インテリア
このコレクションの魅力は、エクステリアにとどまらない。各モデルのインテリアにも、歴史的なボディカラーを引き立てる専用装備が投入されている。特徴的なのは、ビスポーク仕様のQパーフォレーテッド・フルーテッドシートである。細かな穴あきと縦溝が施されたこのシートは、新型ヴァンテージおよび新型ヴァンキッシュで初めて採用され、キャビンに格別な高級感をもたらしている。

さらに、センターアームレストには「Q Heritage アストン・マーティン」のロゴが刺繍され、ドア開口部には専用のシルプラークが備わっている。また、DB12クーペ、DB12ヴォランテ、ヴァンキッシュには、ダークウォールナット材を使用したオープンポア仕上げのウッドインレイが施されており、スポーツカーでありながらも優雅で落ち着いた空間を演出している。
それぞれの歴史を背負う5台の現行モデル
回発表された5台は、異なる歴史的背景を持つカラーを纏っている。「DB12ヴォランテ」のペールプリムローズは、1958年のDB4カタログを飾り、ジェームズ・ボンドの玩具のインスピレーションにもなった色である。「DB12クーペ」にはDB4からDB6で提供されたパシフィックブルーが選ばれ、当時のサンプルから忠実に復刻された。両車とも最高出力671psの4.0L V8ツインターボエンジンを搭載する。

最高時速214mph(約344km/h)を誇り、824psの新型5.2L V12ツインターボエンジンを積むフラッグシップ「ヴァンキッシュクーペ」には、1970年代を象徴するテューダーグリーンが施された。656psのV8ツインターボを搭載する「ヴァンテージクーペ」は、名車V8ヴァンテージで知られるウィンチェスターブルーを纏う。そして電動折りたたみ式ルーフを備える「ヴァンテージロードスター」にはDB6で人気を博したミンクシルバーが採用されている。
過去と未来をつなぐビスポークの可能性
この「ヘリテージエディション」は、単なる過去の復刻版ではなく、パーソナライゼーション・サービス「Q by アストン・マーティン」の無限の可能性を示すものである。顧客のインスピレーションを起点として、伝統的な職人技と最先端のエンジニアリング、現代的なデザインを見事に融合させる同部門の技術力の高さが、このコレクションには凝縮されている。

発表された5台は、すべてが世界に1台だけのオーダーメイド車両である。過去の名車たちが纏っていた歴史的な色彩を現行モデルに落とし込むという試みは、アストン・マーティンの豊かなデザイン遺産を現代的に解釈し、未来へと受け継ぐための見事なアプローチと言えるだろう。
【ル・ボラン編集部より】
最新のアストン・マーティンは、DB12以降、かつての優雅なGTから生粋のスポーツカーへと明確に走りの質を高めている。その圧倒的なダイナミクスは時に獰猛な牙を剥くが、そこに60〜70年代のペールプリムローズやテューダーグリーンといった歴史的色彩を纏わせる手腕にこそ、英国ブランドの神髄が宿る。最先端のシャシーと凶暴なまでの心臓部を、あえてノスタルジックな装いで包み込む。それは単なる懐古趣味ではない。内に秘めた狂暴性を仕立ての良いスーツで覆い隠すような、成熟したエンスージアストに向けた粋なカモフラージュである。
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※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。