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JAMA/JAFの安全運転教室、78会場で開催

シニアドライバーズスクールも同時開催。2000円程度で参加可能

ペダルの踏み間違いなど高齢者による深刻な事故が相次いでいるが、クルマの仕組みや交通状況が変化するなか、あらためて安全運転を学び直す場の必要性が高まっている。
自動車メーカーの団体である日本自動車工業会(JAMA)、ユーザー団体の日本自動車連盟(JAF)、全日本交通安全協会が合同主催するセーフティトレーニングと、50歳以上が対象のシニアドライバーズスクールが今年度も全国各地で開催されるが、とくに後者は50会場と数多く設定されている(前者セーフティトレーニングは28会場)。
1992年度から開催されているセーフティトレーニングは累計1万5000人、1996年度からのシニアスクールは9800人が受講しているが、参加費はセーフティトレーニングが半日952円、全日2857円、シニアスクールは半日952円、全日1905円(いずれも消費税別)と、サーキットを使う講習会などに比べてかなりリーズナブル。高齢者の事故の多くは、経験しない状況によるパニックからくるものが少なくないが、こうしたスクールやトレーニングで急制動時のクルマの動きや、実際のペダル踏み違い体験をしておけば、事故の多くは防げた可能性も高い。
高度成長時代から1980年代のクルマブームを経験してきた高齢ドライバーは運転に自信のある人も少なくなくと聞くが、こうしたスクールに参加することでより安全かつ効率のいい運転を続けることができるはず。一度は参加を考えてみるのもいいかもしれない。

●セーフティートレーニングの詳細はコチラ

●シニアドライバーズスクールの詳細はコチラ

ル・ボラン2019年7月号より転載
田畑修

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