スクープ

【スクープ】「トヨタ・スープラ」の最強モデル「GRMN」の詳細が見えた?

仮想とするライバルはポルシェの「ケイマンGT4」

トヨタは新型「スープラ」に最強モデルである「GRMN」を設定することをアナウンス済みだが、ここにきてそのアウトラインが明らかになってきた。

現行スープラ

ご存じのように、「GR」シリーズはベーシックなスポーツモデルの「GRスポーツ」とそれよりもスポーツ性を高めた「GR」、そして頂点の「GRMN」という3タイプで構成。GRMNは「86(ハチロク)」をはじめ「マークX」や「ヴィッツ」にも設定されている。

日本でも華々しく復活した新型スープラは、2L直列4気筒を搭載する「SZ」(価格は税込みで4,900,000円)と同エンジンの高性能バージョン搭載車である「SZ-R」(同5,900,000円)、そして3L直列6気筒を搭載した「RZ」(同6,900,000円)がラインアップ。トップグレードのRZは、予約スタート直後に完売するほどの人気を誇っている。

現行スープラ

このラインアップに最強のGRMNが追加されるわけだが、スープラはもともとポルシェのエントリースポーツ「ケイマン」をベンチマークとして開発された経緯がある。そこで、GRMN版のパフォーマンス面におけるターゲットとなるのは今年デビューした「ケイマンGT4」となるはずだ。

現行スープラ

そのボディはカーボンファイバーを駆使した専用パーツが多用、徹底した軽量化が図られる。兄弟車である「BMW Z4」はトップモデルに「M40i」を設定、そのパワーユニットは最高出力385psを発揮する3L直列6気筒ターボとなっているが、GRMNにも同等の直列6気筒が移植される。しかし、直近の情報ではM40iより優れた加速性能を実現しているとの情報もある。それが事実なら、エンジンスペックはさらに強力なものとなるはずだ。

現行スープラ

今回は、そんなGRMN版スープラの情報を元に予想CGを制作してみた。外観は標準車より攻撃的なものとなることは確実。そこでフロントダクト部分全体を前面に伸ばし、それにともないライトから繋がるサイドダクトも一体化。押し出し感をアップさせると同時にサイドはフロント、リアタイヤハウス部分をボリュームアップした。加えて立体感と空気の流れを整えるため、ドア部分により凹み加えた造形も取り入れてある。またレーシーなリヤウイングや大型アンダースポイラー、カーボン製となるブラックアウトされたエンジンフードやルーフなどを組み合わせエクスクルーシブ性も表現してみたのだがいかがだろう。そのデビューは最速で2020年後半といわれているが、気になる価格はRZより100万円ほど高価な7,900,000円程度と予想されている。

LE VOLANT web編集部

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