スクープ

【スクープ】プラグインハイブリッドも初設定? 次期「ロールス・ロイス・ゴースト」のデジタルコックピットを激写!

タッチスクリーンをはじめ、大幅なデジタル化の可能性も

ロールス・ロイスの4ドアサルーン、「ゴースト」の次期型プロトタイプを捉えると同時に今回はその室内を撮影することに成功した。

現行ゴーストは、2009年4月に上海モーターショーでデビュー。兄貴分の「ファントム」よりひと回りコンパクトなボディを特徴とし、日本でも同年から販売が始まっているが、新型は2020年内に11年ぶりのフルモデルチェンジを敢行。第2世代へと進化を遂げる。

今回激写した次期型の室内だが、センターコンソールとダッシュボード下部こそ現行モデルに近い一方、ファントムやSUVの「カリナン」にインスパイアされたデザインが見てとれる。近年のメルセデス・ベンツを彷彿とさせるインパネ中央のモニターはタッチスクリーンとなる可能性があるほか、デジタルインスツルメントパネルが採用される可能性が高い。だが、ディスプレイ右の時計は現行モデルと同じくアナログ式が踏襲されるようだ。

この次期型では骨格に新たなアルミスペースフレームを採用。現行型より大幅な軽量化を図りつつ、剛性や最新のロールス・ロイスに相応しい静粛性が確保される模様。スタイリングもプロトタイプではルーフエンドからトランクリッドまで現行型より滑らかなシルエットが確認。クーペテイストの優雅さが強調され、ヘッドライトやバンパー、テールライトといったディテールの造形も刷新される。

搭載するパワーユニットは、最高出力563psを発揮する6.75LのV型12気筒ツインターボが最有力で、組み合わせるトランスミッションは8速AT。駆動方式はFRを基本とするが、少なくともオプションで4WDが設定されることは確実。また、シリーズ初のプラグインハイブリッドが設定される可能性も高い。そのワールドプレミアは前述の通り2020年内とのことだが、一部開発や検証プログラミングはミュンヘンのBMW施設で実施する一方、生産は従来通り英国ウェストサセックス州、グッドウッドの本社で行われる。

CARSMEET web編集部

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