清水和夫のDST

スバル車の優秀さは揺るがず、タイヤ状態が影響したメガーヌRS【清水和夫のDST】#101-3/4

清水和夫のダイナミック・セイフティ・テスト(Dynamic Safety Test)

Number101(SEASON.12):スバルのプライド、WRX STIに挑む4WSで武装したニュル・マイスター

ルノー・メガーヌ RS カップ vs スバルWRX STI タイプS/Test02:ウェット旋回ブレーキテスト

●テストの「方法」と「狙い」:ドライ路面からウェット路面に100km/h(±2%)で進入、半径40Rのカーブをフルブレーキングしながら曲がる。路面はハイドロプレーニングよりもウェットグリップが問われる水深5mmに設定。ABSやタイヤを含めたクルマの総合的なブレーキ性能と、シャシーの旋回性能(ラインが外に膨らむクルマは危険)をみる。

ルノー メガーヌ RSカップ vs. スバル WRX STI タイプS(ウェット旋回ブレーキ編)【DST♯127-05】

タイヤコンデション

SUBARU WRX STI TYPE S

タイヤの山は4本とも6mm以上も残っていたので、ハイドロプレーニング現象は発生しなかった。専用のヨコハマ・アドバンスポーツV105はウェットグリップもよく、路面の接地感が高かった。

 

RENAULT MEGANE RS CUP

ブリヂストン・ポテンザS001のタイヤ山は、特にフロントが4mm程度まで減っていた状態だった。ドライグリップでは大きな影響は出なかったものの、ウェットグリップは少し物足りなかった。

リポート=清水和夫/K.Shimizu フォト=篠原晃一/K.Shinohar ル・ボラン 2019年8月号より転載
CARSMEET web編集部

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