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伝統の造形を裏切る402psの心臓。モーガン史上最強の「スーパースポーツ400」デリバリー開始

過酷な数千マイルのテストを走破

モーガン・モーター・カンパニーは2026年7月28日、同社史上最もパワフルな市販モデル「Supersport 400(スーパースポーツ400)」の初期ロット生産を完了し、グローバルでの顧客向け納車を開始したと発表した。

【画像18枚】伝統の職人技に402psの心臓。モーガンの新たなフラッグシップ、その勇ましさに触れる!

400ps超えと専用チューニング

2026年4月に発表されたスーパースポーツ400は、モーガン初の400ps超えとなる、ドライバー重視のフラッグシップモデルである。BMW製の最新型直列6気筒ターボエンジン(B58 ’01’ バリアント)を同モデル専用にチューニング(最高出力402ps、最大トルク500Nmを発生)し搭載している。変速機は8速のZF製オートマチックトランスミッション。

車体にはモーガンのCXVアルミニウムプラットフォームを採用し、的を絞ったエンジニアリング開発とパフォーマンス向上を通じて、最新アーキテクチャのポテンシャルを最大限に引き出している。この軽量設計により、0-62mph(約100km/h)加速は3.6秒、最高速度は180mph(約290km/h)という圧倒的な数値を実現した。

足周りには、従来のスーパースポーツではオプションであった「ダイナミック・ハンドリング・パック」が標準装備となっている。また、CXジェネレーションのモーガンとしては初めて、標準のBMW製シフターに代わる、アルマイト仕上げのダークグレー・アルミニウム製オートマチック・ギアセレクターがオプションで用意されたのも、ちょっとしたトピックとなっている。

数千マイルに及ぶ過酷な最終検証

英国マルバーンにある、歴史的なピッカーズリー・ロード工場にて手作業で組み立てられたスーパースポーツ400の最初の顧客向け車両は、現在世界中の顧客および販売店に向けて出荷されている。また、デモカー(試乗車)も英国、ヨーロッパ、およびその他展開市場の正規販売店へ順次到着しており、顧客が実車を体験できる環境が整いつつあるという。

顧客向け車両の生産開始に先立ち、同社はマルバーンからフェロー諸島までの公道走行による最終エンジニアリング検証を実施した。英国、ヨーロッパ大陸、そして北大西洋を巡る数千マイルに及ぶルートにおいて、長距離の高速道路ツーリングから過酷な山岳路、天候の急変する沿岸部まで、幅広い環境下での実環境評価が行われている。

このテストは、スーパースポーツ400が持つ能力の幅広さを証明するためのものと言えるだろう。ドライバーの没入感とツーリングの洗練性、実用性を両立させるという、フラッグシップスポーツカーに求められる多用途性を、生産前に実証することに挑んだのである。

これまでで最も爽快なモーガン

同社のマネージングディレクターであるマシュー・ホール氏は、初期ロット生産完了にあたり次のようにコメントしている。

「最初のスーパースポーツ400車両がピッカーズリー・ロードを出発するのを見るのは、モーガンの全員にとってエキサイティングな瞬間です。これは、モーガンのパフォーマンスにおける新たな基準の確立に携わった人々にとって、重要なマイルストーンとなります」

「お客様の最初のオーダーが形になるのを見るのも同様にエキサイティングです。すべてのモーガンはオーナーの個性を表現するものであり、その個性が工場を出る車に反映されているのを見るのは常にやりがいを感じます。デモカーが世界中の販売店に到着するにつれて、これまでで最も爽快なモーガンをより多くの人々にご紹介できることを楽しみにしています」

なお、スーパースポーツ400は米国を除くすべてのモーガン展開市場で現在注文可能となっており、各国の正規販売店にて試乗の予約を受け付けている。

【ル・ボラン編集部より】

伝統的なアッシュウッドの骨格と最新のアルミプラットフォームの融合。そこにBMW製の強力な直列6気筒を押し込んだこのクルマは、一見すると時代錯誤なキメラに思えるかもしれない。だが、モーガンがフェロー諸島までの過酷なテストを課した事実に注目したい。400ps超の圧倒的な出力を、古典的な装いのまま、現代のグランドツアラーとして成立させているのだ。最新制御と職人の手作業が織りなすこの異端のパッケージは、効率至上主義の現代において、趣味車が到達し得るひとつの極北である。

【画像18枚】伝統の職人技に402hpの心臓。モーガンの新たなフラッグシップ、その勇ましさに触れる!

※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
Photo: Morgan Motor Company
LE VOLANT web編集部

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