2024年にはワゴンバージョンも追加予定
アウディが現在開発中の次世代フルエレクトリック・セダン、『A6 e-tron』市販型の予想CGを入手した。
A6 e-tron は、2019年の上海モーターショーで初公開された「A6 e-tronコンセプト」の市販型で、今年後半にデビューすると予想されている。
お馴染みKOLESA.RUから協力を得た予想CGだが、コンセプトモデルと比較するとバンパーコーナーにコンパクトなエアインテークを備えている。コンセプトでは、ここの大きな黒い領域がみられた。またヘッドライトは流行の兆しをみせる上下二段のスプリットデザインを採用、よりシャープなグリル形状も見てとれほか、バンパー下部にはセンサーが配置されている。
側面では、デジタルミラーから従来のサイドミラーへ変更、後部では、LEDテールライトを結ぶストリップライトが中央へ向かってスリムになり、同一幅だったコンセプトと違いが見てとれる。さらにディフューザーはよりアグレッシブに進化している。
市販型では、ポルシェと共同開発したPPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)アーキテクチャを採用、両社はこのプラットフォームを使用して、Q6 e-tronをはじめ次世代の全電気式ポルシェ『マカン』など、さまざまな新車をサポートするだろう。
コンセプト時のスペックは、デュアルモーターにより最高出力476ps、最大トルク800Nmを発揮、0-100km/h加速4秒未満で走り抜けるとしていたが、氏歯型でも同レベルが期待できるだろう。また急速充電に対応し、25分以内に80%の充電を完了する。
A6 e-tron市販型のワールドプレミアは、2023年初頭と予想されているほか、2024年には派生ワゴンとなる「A6 e-tronアバント」が登場予定となっている。