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モバイルプロジェクターの決定版! Nebulaのモバイルレーザープロジェクター「Nebula Capsule 3 Laser」【Style in motion 173】

⽶国・⽇本・欧州を中⼼にデジタル関連製品でトップクラスの販売実績を誇るAnkerグループ。今回ご紹介するのは、同社のモバイルプロジェクター「Nebula Capsule 3 Laser」。リビングや寝室等、家の中から庭やキャンプ等の屋外まで様々な場所で簡単に投影でき、年末に向けてのパーティシーズンにも活躍しそうだ。

幼い頃、友だちの家で行なわれる映写会が楽しみだった。当時流行ったフジカシングル-8で撮った僕らの様子を上映する。コマ送りしたり、逆回ししたり。チャップリン以上に面白かったし、たとえモノクロでも総天然色に感じられた。
やがて時代は移り変わり、実家にもプロジェクターがやってきた。しかし期待したほどでもなく、すぐにテレビが大画面化し、大仰なプロジェクターは埃を被り、スクリーンは外されたのだった。しかしいまでも暗がりにボヤッと浮かび上がる映像に心惹かれる。見つけたのが「Nebula Capsule 3 Laser」だ。

驚いたのはまずサイズだ。かつて実家にあったのはごっついオーディオアンプほどもあったのが、レーザー光源を採用し、500mL缶やちょっと太めのマイボトル程度の大きさだ。しかもコンセントを繋がなくてもバッテリー駆動で2.5時間使える。これならどこでも簡単に持ち運べる。
スイッチを入れると、すぐに起動し、YouTubeやプライムビデオ、DAZN、Netflixなどのアプリが示される。Wi-Fiのネットワーク設定を済ませば、自身の契約サービスでそのまま楽しめる。
手間のかかる画像補正やピント合わせも自動で、大画面からコンパクトなズームもリモコンで簡単にできる。まずは寝室に持ち込んで、ベッドに寝ころびながら映画鑑賞してみた。

壁面に映すと画像が表れた。思っていた以上に細部まで精彩で明るく色鮮やかな画質だ。円筒状のボディに配したスピーカーからの音質もいい。しばらく観た後、気分を変えて天井に映してみた。これもただ本体を自分に並べるように横にするだけだ。スピーカー面が底部になり、聞き取りづらいかと思ったがそんな心配も無用だった。あまりにも快適で途中で眠りこけてしまったのもいたしかたないだろう。
楽しむだけでなく、パソコン画面のミラーリングでデスクでのオンラインミーティングに使うにもいい。ブラインドを閉じた程度の状態で日中でも充分に投映できる。また大きく映し出すことで、これまで不明瞭だった細部もわかる。ぜひピラティスのオンラインレッスンでも使ってみたい。
こんなプロジェクターがあれば、これからの時季、ホームパーティやグランピングでも盛り上がるに違いない。キャンプなどで、クルマに投影することもでき、使い方は限りなく広がりそうだ。なんだか子供の頃の映写会の楽しさが蘇ってくるような気がする。

Items「Anker・Nebula Capsule 3 Laser」

フル HD(1920×1080 画素)の⾼解像度とレーザー光源の明るく鮮やかな映像を最⼤限引き出すために最適化したレンズにより、⾼コントラストな⾊表現の映像を、横幅 2.5m超の最⼤120インチで楽しめるAndroid TV11.0搭載のモバイルプロジェクター。Dolby(R) Digital Plusにも対応し、映像・⾳楽の両⾯が⾼性能ながらも、500mL⽸ほどのコンパクトサイズで、本体を収納しやすく⽚⼿で気軽に持ち運びが可能。本格的な画質の映像と迫⼒の⾳楽を持ち運びたい⽅にピッタリな1台。価格:119,900円(税込み)。

問い合わせ=アンカー・ジャパン カスタマーサポート TEL03-4455-7823

リポート=柴田 充 ル・ボラン2024年1月号より転載
LE VOLANT web編集部

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