ニューモデル

エクステリアのデザインをリフレッシュ!完全独自開発によるスポーツカーの新型「メルセデスAMG GTクーペ」が発表!

極めてダイナミックな走行性能と優れた快適性を両立し、専用開発のボディシェルを採用した一台

メルセデス・ベンツ日本合同会社は、 メルセデス AMGのトップパフォーマンスモデルである新型「メルセデスAMG GTクーペ」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて2024年4月2日(火)より予約注文の受付を開始する。

顧客への納車は2024年4月下旬頃より順次予定しているという。新型メルセデスAMG GTクーペは、極めてダイナミックな走行性能と卓越したスポーツ性を備えると同時に、優れた快適性も兼ね備えたパフォーマンスラグジュアリーモデルに仕上がっている。

「AMG ACTIVE RIDE CONTROLサスペンション」やリア・アクスルステアリング、アクティブ・エアロダイナミクス・システムなどの高度なコンポーネントにより、ダイナミックな走行性能をさらに研ぎ澄ませた。さらに、前後トルク配分の連続可変が可能なAMG 4MATIC+を初めて搭載。4.0L V型8気筒ツインターボエンジンとも相まって、圧倒的なパフォーマンスを発揮する。

【写真38枚】メルセデスAMG GTクーペ初のAMG 4MATIC+搭載車 

また、精巧な複合アルミニウムボディ構造を持つ専用AMGスポーツカーアーキテクチャーにより、2+2シートレイアウト*1が可能となり、このセグメントのスポーツカーとしては極めて広大な室内空間とラゲッジルームを実現している。

SLS AMG 、初代 GT 2ドアクーペ、GT 4ドアクーペ、SLに続く、 5番目のAMG独自開発モデルとなる新型メルセデスAMG GTクーペ。今回もアファルターバッハ開発陣が誇る、優れた技術ノウハウを誇示するモデルとなっています。

*1 オプション設定。安全上の理由から後席は対応身長150cm以下、チャイルドシート装着時は対応身長135cm以下となる。

エクステリアデザイン
メルセデス・ベンツのデザイン基本思想「Sensual Purityセンシュアルピュリティ」とメルセデスAMGのDNAを高次元で融合させたエクステリアは、新しいレイアウトコンセプトによって、パフォーマンスラグジュアリーを体現。現代のアイコニックなスポーツカーデザインを代表するスタイリングとなっている。

堂々たる佇まいを醸し出すワイドな専用フロントグリルは、立体形状にデザインされたほか、極めて低い位置にレイアウトされたことで、ダイナミックなフォルムを強調。また、ワイドな視覚効果と空力性能に優れたフロントエプロン、力強いパワードームが配されたロングボンネットがスポーツモデルに相応しいフロントエンドを形成している。

ヘッドライトには3つのLEDのドットが特徴的なデイタイムランニングライトを備えたデジタルライトを採用し、先進的かつ独創的な表情を生み出している。サイドは、ロングホイールベース、ショートオーバーハング、大きく傾斜したフロントウインドウ、ロングボンネット、後方にオフセットしたキャビンがメルセデス AMG GT クーペ独自のダイナミックなプロポーションを形成。

また、際立つショルダーライン、エッジのない面の抑揚による美しいパネル、力強く張り出した前後フェンダーがエレガンスとスポーティネスを見事に融合させた。シームレスドアハンドルの採用も美しく洗練されたスタイリングに寄与している。なお、アルミホイールは前後とも鍛造の21インチを標準装備。大径のホイール/タイヤが足元を力強く引き締める。

低く構えたパワフルなリアエンドには、3つの立体的なグラフィックが目を惹くLEDリアコンビネーションランプを採用。スリムかつ水平に伸びるランプデザインがリアエンドのワイド&ロースタイリングを強調した。また、電動格納式のリトラクタブルリアスポイラーも備わり、展開時は空力性能を高めるばかりでなく、スタイリングにスポーツカーならではの精悍なアクセントを与える。

格納時はボディラインにすっきりと収まり、スタイリングを損なうことはありません。その他、新デザインのデュアル エグゾーストエンドを一体化したハイグロスブラックのディフューザーもメルセデスAMG GTクーペの特徴だ。

なお、オプションのAMGカーボンパッケージ装着時は、フロントスプL やドアミラー、リアディフューザーなどがカーボンファイバーとなる他、エグゾーストエンドとエンブレム類がブラッククロームになるなど、エクステリアを一層ダイナミックに演出する。

インテリアデザイン
アナログとデジタルを融合させた「ハイパーアナログ」デザインのインテリアは、AMGハイパフォーマンスカーのDNAを取り入れながら、高品質な素材やクラフトマンシップによって、ラグジュアリーな仕上がりとなっている。

航空機からインスパイアされた左右対称のダッシュボードは力強いウイング形状にデザインされており、タービンノズル型のエアアウトレットとともにスポーティな印象を与える。また、ワイドなセンターコンソール中央部にNACAダクト*2デザインを採用。モータースポーツのDNAを受け継ぐデザインアイコンとなっている。

11.9インチの縦型メディアディスプレイはこのNACAダクト*3デザインとシームレスに融合、12.3インチのデジタルコックピットディスプレイは立体的なバイザーに収められるなど、「ハイパーアナログ」なコックピットを形成している。

*2 NASAの前身であるアメリカ航空諮問委員会(NACA)で開発された機体の表面に突起物を設けずに空気を取り入れるエアインテークの呼称 シートやダッシュボード、ドアパネルもアクセントステッチ付きのナッパレザー仕上げとなる。また、ルーフライナーには MICROCUT を標準採用し、パフォーマンスとラグジュアリーが調和した上質なインテリア空間となっている。

AMG専用スポーツシート
レイヤーや折り目を巧みに組み合わせ、ライトでスリムなデザインを採用したAMG 専用のスポーツシート(ナッパレザー)を標準装備。また、シート ベンチレーター(シートヒーター機能含む)(運転席・助手席)やマルチコントロールシートバック(運転席・助手席)も装備されるとともに、長時間のドライビングでも疲れにくい形状によって、心地良いクルージングを実現する高度な快適性も備えた。シートカラーは標準内装で4色、オプション内装(ダイヤモンドステッチ入)で3色から選択することができる。

AMGパフォーマンスシート
AMGパフォーマンスシートをオプション設定*3。ヘッドレスト一体型の極めてレーシーなデザインとなっており、大きく張り出したサイドボルスターは運転姿勢を常に正確に保ちスポーツ走行をサポート。

シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)(運転席・助手席)*3やマルチコントロールシートバックパッケージ(運転席・助手席)も装備されるなど、快適性も併せ持っています。シート素材とカラーはナッパレザー内装で7色(ダイヤモンドステッチ入含む)、ナッパレザー/MICROCUT内装*4で2色*5から選択可能することができる。

*3 AMGパフォーマンスパッケージまたはナッパレザー/MICROCUT装着時に装備される。
*4 シートヒーター機能のみとなり、シートベンチレーター機能は付かない。
*5 イエローステッチまたはレッドステッチの2色(ブラック内装は共通)。

可倒式リアシート
新型GTクーペはスポーティでダイナミックなドライビングをお楽しみ頂ける2シーター仕様が標準だが、スポーツカーにも実用性や利便性を求められる方のために 可倒式リアシートによって4名乗車可能な2+2仕様をオプション設定した。

リアシートを倒せばラゲッジルームを最大675L*6まで拡大可能。スポーツカーでありながら、日常使用の利便性を確保することで、これまで以上に利用シーンが広がる。なお、リアシートに着座できる乗員の身長は150cmまで(チャイルドシート装着時は135cmまで)。
*6 欧州参考値

MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)
新型メルセデスAMG GTクーペには、12.3インチのデジタルコックピットディスプレイと、11.9 インチの縦型メディアディスプレイの 2画面を標準装備。それぞれ AMG専用のコンテンツや表示によって、AMG ならではの特別なコックピットを形成。対話型インフォテインメントシステム「MBUX」は第2世代を搭載。

ボイスコントロールは「Hi, Mercedes」をキーワードとして起動。音声認識機能は多くのインフォテインント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報)に加え、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な機能にも対応。

また、音声認識だけではなく、タッチスクリーン、ステアリングホイールに あるタッチコントロールボタンでも様々な操作をすることが可能。ドライバーの 好みや運転状況に応じて使い分けることが可能で、安全なドライブに寄与する。

AMGパフォーマンスステアリング
ツインスポークデザインの AMG パフォーマンスステアリング(ナッパレザー)を標準装備。大胆に絞り込まれたグリップやフラットボトム形状、大型の アルミニウム製パドルシフト、そして最新デザインの AMGドライブコントロールスイッチがスポーツ走行時の操作性を高めると同時にコックピットにより精悍な印象を与える。

また、ステアリングヒーターも備えることで快適性も向上。オプションのAMGカーボンパッケージ装着時は、トップとボトムがカーボン、グリップ部がMICROCUTとなり、レーシーな雰囲気が一層高まる。

ラゲッジルーム
ラゲッジルーム容量は標準の2シーター仕様で321L*9、オプションの可倒式リアシート装着時は後席を倒すことで675L*9と余裕のあるラゲッジスペースに。またEASY-PACK自動開閉テールゲートとフットトランクオープナーが備わり、高い利便性を実現した。
*9 欧州参考値

ボディシェル
新型GTクーペのボディシェルには、メルセデスAMGが開発したまったく新しい車両アーキテクチャーを採用。軽量なアルミニウム複合シャーシにより最大限の剛性を生み出すもので、精度の高いドライビングダイナミクスや優れた快適性、 最適なパッケージング、それにスポーティなボディプロポーションを実現するベースとなっている。

新型GTクーペのボディシェルアーキテクチャーは2+2シートを採用するための 基本レイアウトと多種多様な駆動システムへの対応、AMGならではのドライビング パフォーマンスを実現すると同時に、快適性や安全性に関するメルセデス・ベンツの 厳しい基準の両方を満たす必要があった。

アルミニウム、スチール、マグネシウム、繊維複合材を使用した材料の組み合わせによって、重量を抑えつつ可能なかぎり最も高い剛性を実現しました。同時に、 快適性および安全性に関する先進の機能・装備を搭載することも可能に。

ボディシェルのねじり剛性は先代比で18%向上。横軸の剛性は50%、縦軸の剛性は 40%高くなった。シャーシ剛性の向上は極めて正確なハンドリング特性を実現。ドア及びボンネット、テールゲートを除いたボディシェルの重量はわずか270kgとなっている。

車両の全体コンセプトは、重心が可能なかぎり低く保たれるよう考えられる。パワートレインとアクスルの接続部を低い位置に置いていることや、剛性面で重要なコンポーネントをボディシェル構造内に配置しているのはそのため。具体的な例としては、フロントおよびリアセクションとセーフティパッセンジャーセルの接続部が曲げ強度やトルク剛性に優れていることなどだ。

これは、力の伝達経路を徹底して可能なかぎり低い位置とすることで実現したもの。MIG溶接、レーザー溶接、パンチリベット、ブラインドリベット、MIGハンダ、ボンドシーム、フロードリリングスクリューといった最新の接合方法とそれらに必要な 精密な工具製作によって、ボディシェルの品質が最高水準にまで高められた。

隙間の寸法や曲率、接合部の経路についても同様。また、この新しいボディシェルアーキテクチャーは、多くの面で法的要件をはるかに超える、社内の厳しい衝突関連要件をすべて満たしている。

こうした厳格な品質基準にもかかわらず、デジタル開発に使用したソフトウェアの品質が高かったため、シャーシプロトタイプの実物がなくても量産用機械の製造をスタートさせることが可能となった。また、事故時のパッシブセーフティにとってきわめて重要な、いわゆる構造確認車両は、すでに初回の実際の衝突テスト時から厳格な社内要件を満たしていた。

パワートレイン
特別な改良が施された4.0L V型8気筒ツインターボエンジンは、AMGスピードシフトMCT9速トランスミッションとの組み合わせによって、高出力と高効率を両立。また、メルセデスAMG GTクーペとして初めて四輪駆動システムであるAMG 4MATIC+を採用し、トラクションの大幅な向上に寄与している。

4.0L V型8気筒ツインターボエンジン(M177)
アファルターバッハにて「One Man, One Engine」の原則に則って生産される4.0L V型8気筒ツインターボエンジンM177を搭載。最高出力 585PS(430kW)、最大トルク800N・mという圧倒的なパフォーマンスを発揮。

M177エンジンは、SクラスやGクラスなどの63モデルにも搭載されているが、新型メルセデスAMG GTクーペへの搭載にあたり、新たなオイルパンや搭載位置を変更したインタークーラー、アクティブクランクケースベンチレーションなど、数多くの改良が施されている。

また、3系統の冷却システムを搭載。エンジン本体およびターボチャージャー用、トランスミッション、エンジンコントロールユニット及びインタークーラー用、エンジンオイル用に備えられた各システムが、ハードなサーキット走行時においてもドライブトレインを常に最適な温度に保つ。

ダイナミックエンジンマウント
磁性流体と円環状コイルが作り出す磁界強度を変化させることで、マウントの固さを無段階に調整するダイナミックエンジンマウントを搭載。荒れた路面ではエンジンの振動がシャーシに伝わるのを抑えて快適な乗り心地を実現する一方、スポーツ 走行時にはマウント部を固めることでエンジンのゆれを抑制。ダイレクトなステア リングレスポンスと正確かつ俊敏な走行を可能に。

AMGスピードシフトMCT
9速トランスミッション トランスミッションにはAMGスピードシフトMCT9速トランスミッションを採用。一般的なトルクコンバータに代わり湿式多板クラッチを採用した設計は軽量かつ低慣性でレスポンスに優れ、ドライバーのアクセル操作に瞬時に反応するマニュアルトランスミッションのようなダイレクト感が魅力だ。

また、レーススタート機能も備えており、発進加速性能を最大限に引き出すことができる。0-100km/h加速は3.2秒*12。
*12 欧州参考値

AMG 4MATIC+
前後トルク配分の連続可変が可能なAMG 4MATIC+を採用。走行状況やドライバーの操作に応じて前後トルク配分を50:50〜0:100の間で連続可変させる。これにより、トラクション重視の4WDと純粋なFRをシームレスに切り替える。インテリジェントな制御システムが状況に応じて理想的な前後トルク配分を計算するため、最適な トラクションを確保することができる。

物理的限界付近までトラクションを最大化することが可能となり、ドライ/ウェット/スノーなどいかなる路面状態であっても走行安定性/走行安全性を高める。なお、ドリフトモードでは前後トルク配分が0:100の完全なFR固定状態で走行することができる。

シャーシ
AMG ACTIVE RIDE CONTROL サスペンションをはじめ、電子制御AMGリミテッド・ スリップ・デフやリア・アクスルステアリングなど、数々の高度なコンポーネントにより、スーパースポーツに相応しい極めてダイナミックな走行性能を実現。同時にそれらは日常での走行にも高い快適性をもたらす。

5リンク式サスペンション
5本のコントロールアームによって各ホイールを常に最適にガイドすることで、 接地面積を最大限に確保する革新的な5リンク式サスペンションを前後ともに採用。バネ下重量の軽減のため、コントロールアーム、ステアリングナックル、ホイールキャリアは鍛造アルミニウム製となっている。

大きめのキャンバー角によって高いコーナリングスピードを実現するばかりではなく、限界域においても優れた接地性を誇る。また、同時にレーンチェンジや強い横風、路面の凹凸などによる荷重の変化に対するレスポンスは穏やかに抑えられた。ステアリング機構への影響を最小限に抑えた加速が可能なため、走行安定性ばかりではなく快適性にも寄与している。

AMG ACTIVE RIDE CONTROLサスペンション
メルセデス AMG GT クーペ専用に進化させた油圧式の AMG ACTIVE RIDE CONTROL サスペンションを標準装備。電動機械式の連続可変式電子制御スタビ ライザーにより、コーナリングや車線変更時のロールをより効果的に抑制することで、メルセデスAMGならではの俊敏かつ正確なハンドリング特性をもたらす。

また、液体封入ダンパー内にバルブを2個設けた電子制御ダンピングシステムにより、伸び側と縮み側の減衰力を独立して制御。走行状況や路面状況を1秒間に最大1,000回分析し、スタビライザーの設定を瞬時にかつ正確に制御することで、従来の油圧制御式システムに比べて極めて高速なレスポンスが得られる。これにより日常走行では、路面の片側に凹凸があっても個別に制御されるため、快適性も 向上する。

フロントアクスルリフトシステム
AMG ACTIVE RIDE CONTROL サスペンションの油圧制御システムを利用した、フロントアクスルリフトシステムを標準装備。フロントエンドを最大30mm上昇させることで、駐車場の出入り口や踏切の段差などにおいてフロントバンパーをダメージから守る。操作はメディアディスプレイで行いますが、GPSによって作動させる地点を記憶させることも可能だ。

電子制御AMGリミテッド・スリップ・デフ
リアアクスルに電子制御の AMG リミテッド・スリップ・デフを標準装備。あらゆる走行状況において、強大なトラクションによる走行安定性はもちろん、より俊敏かつ正確なハンドリングを実現。

高速レーンチェンジやスラロームにおける走行安定性が向上するほか、市街地などにおける快適な乗り心地の実現にも貢献。 また、雨天時や雪道などの悪条件下での安定性向上にも寄与する。

AMG強化ブレーキシステム
優れた制動力と正確なコントロールを可能にするAMG強化ブレーキシステムを搭載。軽量化とさらなる冷却効率を実現すると同時に、ウェットコンディションでの レスポンスが向上している。

リア・アクスルステアリング
アジリティと走行安定性を向上させるリア・アクスルステアリングを標準装備。100km/h以下での走行時は、後輪が前輪と逆方向に最大2.5°に操舵される。これによりコーナリング時の回頭性を高めて卓越した俊敏さを実現する。

その他のメリットとしては、方向転換時や駐車時など日常の走行場面における機動性の 向上や回転半径が小さくなることなどが挙げられる。

100km/hを超えると、後輪は前輪と同じ向きに舵角が与えられる(最大舵角 0.7°)。これによりホイールベースを長くすることと同じ効果が生じるため、操縦安定性が高まる。同時に、方向を 変える際、後輪に働く横力がはるかに速く高まるようになり、ステアリング操作に対するレスポンスが素早くなる。

リア・アクスルステアリングはコーナリング性能を高めるだけでなく、限界域での コントロールをより容易なものとするため、突然の回避操作でもドライバーをアシストすることでアクティブセーフティを強化。リア・アクスルステアリングのレスポンスは、AMG ダイナミックセレクトのドライブモードによっても変化。たとえば「Sport+」モードでは、低速でいっそう敏捷でダイレクトなレスポンスとなる。

AMG DYNAMIC SELECT
ドライブ、トランスミッション、エグゾーストシステム、サスペンションなどの設定を統合制御するAMG DYNAMIC SELECTを標準装備。「Slippery(滑りやすい路面)」「Comfort」「Sport」「Sport+」「RACE」「Individual」の計6つの走行モードによって、 車両の特性を瞬時に切り替えることができる。

これにより、モードを切り替えるだけで、快適なクルージングからスポーツ走行まで、走行シーンに合わせて様々なキャラクターを味わうことができる。たとえば「Sport」「Sport+」モードではエンジンやトランスミッションの反応、ステアリングやサスペンションの特性がより俊敏となり、メルセデスAMG ならではのドライビングプレジャーを生み出す。

また「RACE」モードでは 全てのパラメーターが最大のパフォーマンスを発揮するように設定され、サーキット走行のための卓越したドライビングダイナミクスを生み出す。また、前後トルク配分が0:100の完全なFR状態で走行するエモーショナルなドリフトモードも利用可能だ。

さらにAMG DYNAMIC SELECTの機能の1つとして、AMG DYNAMICS を搭載。AMG DYNAMIC SELECTで選択したモードに応じて、ESPや4MATIC+、電子制御リミテッド・スリップ・デフの設定が切り替わる。

「Basic」「Advanced」「Pro」「Master」の4つのモードが備わり、走行状況や好みに応じてハンドリング特性をより幅広く調節することができるため、走行安定性とドライビングダイナミクスのバランスを思いのままに操ることができる。

エアロダイナミクス メルセデスAMGのモータースポーツの技術を活用し、空気抵抗と揚力の低減をバランスよく実現。ドライバビリティや高速走行時の走行安定性が向上するとともに、優れた効率が得られ、ウインドノイズも低いレベルに抑えられている。また、それらを実現するためのアクティブに作動するコンポーネントはエクステリアデザインにシームレスに統合されている。

LE VOLANT web編集部

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