トヨタ製ハイブリッドの搭載で燃費も向上か?
スバルは現在、ステーションワゴン「アウトバック」(日本名 レガシィ アウトバック)次期型を開発中だが、その最新情報を入手、予想デザインを大予想した。
初代アウトバックは1994年に、全地形対応ステーションワゴンとして誕生。初代モデルは「レガシィ アウトバック」と呼ばれたが、2003年の第3世代から世界統一で「アウトバック」と名付けられた。
第6世代となる現行型は、2021年から販売されているが、同社は、2025年3月末をもって国内販売を終了すると発表している。
次期型最大のポイントは、そのボディシルエットだ。全世代のステーションワゴンからボディが著しく高くなり、SUVへと進化する。フロントエンドでは、長方形のグリルの両側に分割されたヘッドライトセットアップを装備、その内部には、おそらく方向指示器としても機能するデイタイムランニングライトと、少し低く比較的小さな長方形のブロックが配置、メインライトはバンパーに内蔵されている。
側面での注目は、「隠された」リアピラーを備えた連続的なサイドウィンドウであり、第3世代アウトバックを彷彿させる。また、四角いホイールアーチも個性的だ。
リアセクションでは、LED ストリップによって統合されたテールライトが、ウィンドウの真下に配置される。また、テールはより平らで角張った形になり、オーバーハングが長くなっていることから積載量の増加がうかがえる。
内装はまだ見ていないが、ダッシュボードのデザインが一新され、より大きく目立つインフォテインメントディスプレイが採用される可能性が高い。
パワートレインは、スバルの新しい自己充電ハイブリッドパワートレインをクロストレックから流用すると予想されている。このドライブトレインは、2.5Lのボクサーエンジンとデュアル電気モーター、小型バッテリー、CVT、スバルの機械式AWDシステムを組み合わせたものだ。このトヨタ製ハイブリッドのおかげで、燃費は大幅に向上するはずだ。
また、最高出力260psを発揮する2.4Lターボチャージャーエンジンと、最高出力182psを発揮する、自然吸気2.5Lエンジンの改良版もオプションリストに残ると予想されている。
新型スバルアウトバックの公式デビューは2025年と予定されているが、SUVとなる新世代「アウトバック」だが、まさかの日本発売が「絶対ない」とは言い切れないだろう。