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家族旅行をこなす本格EVへ。MINI カントリーマンが最新の技術アップデートで手に入れた高い実用性

MINI、航続距離500km超の新型EV「カントリーマンE」を発表

BMWグループは2026年1月末、MINIブランドの完全電気自動車である「MINIカントリーマン」の大規模な技術アップデートを発表した。新たに投入される「MINIカントリーマンE」は、新開発のインバーターや大容量バッテリーなどの革新的な技術を採用することで、同モデルとして初めて500kmを超える航続距離を実現した。日常生活から長距離ドライブまで、あらゆるニーズに応える多用途なコンパクトSUVとして、2026年3月より新たな基準を打ち立てる。

【画像31枚】航続距離はついに500km超へ。革新を遂げたMINI「カントリーマンE」の全貌を見る

革新技術の導入で航続距離は最大501kmへ

今回のアップデートにおける最大のトピックは、大幅に延長された航続距離である。MINIカントリーマンEの1回の充電あたりの航続距離は最大501km(WLTPモード)に達し、四輪駆動モデルであるMINIカントリーマンSE ALL4でも最大467kmを確保している。この飛躍的な向上を支えているのが、革新的な技術ソリューションの数々である。

その中核となるのが新しい炭化ケイ素(SiC)インバーターであり、高効率なエネルギー変換を保証するとともに、電力損失を最小限に抑える役割を果たしている。これに加えて、高電圧バッテリーの正味容量が65.2kWhへと拡大されたことで、より多くの利用可能な電力を確保した。

さらに、フロントアクスルには摩擦を低減したホイールベアリングが採用されており、転がり抵抗の削減による車両全体の最適化が図られている。

家族での旅行にも対応する多用途性と急速充電

MINIファミリーの中で最大のサイズを誇るカントリーマンは、ブランド特有のドライビングの楽しさと、最高レベルの快適性および空間を両立している。広々とした室内空間と、最大1450Lまで拡張可能な可変トランク容量を備えており、家族そろっての移動はもちろん、大量の荷物やスポーツ用品などの積載にも十分に対応する。日常的な使用から週末の小旅行、さらには長距離ドライブまで、あらゆるシーンで活躍する多用途性が魅力である。

また、航続距離の延長によって充電頻度が大幅に減るだけでなく、急速DC充電技術にも対応している。これにより、郊外でも高速道路でも、バッテリー残量10%から80%までを30分未満で充電することが可能であり、長距離移動における自由度と利便性が飛躍的に高まっている。

空力性能を高めた専用デザインと最新の運転支援機能

エクステリアは、MINIらしさを受け継いだ専用のデザインと空力性能の最適化によってモダンなアイデンティティを強調している。専用装備であるフェイバード・トリムでは、ブレージング・ブルーのボディカラーに鮮やかなシルバーのルーフとミラーキャップが組み合わされ、ウィンドミル・スポーク・デザインの20インチアルミホイールがダイナミックな外観を際立たせている。

デザインは見た目の美しさだけでなく、空気抵抗係数(Cd値)0.26という優れた数値を達成しており、車両の効率と航続距離の向上に直接的に貢献している。

インテリアにおいては、中央に配置された24cmのOLEDディスプレイがナビやオーディオなど、すべてのインフォテインメント機能および運転支援システムの直感的な操作を可能にする。レベル2までの自動運転機能も備えており、包括的な安全性と最大限の快適性をドライバーに提供する。これらの最新技術とSiCインバーターがシームレスに統合されることで、車両全体の卓越した効率性が確立されているのである。

【ル・ボラン編集部より】

「MINI史上最大」の体躯に500km超の航続距離。もはや物理的なサイズは「ミニ」ではないが、その走りの哲学は揺らいでいない。ル・ボランにおける過去の試乗でも、BEV版は自重を活かした据わりの良さと、緻密なモーター制御による高い一体感を持ったハンドリングが評価されていた。今回のSiCインバーター採用による高効率化は、単なるスペックの向上にとどまらない。家族での長距離移動という「実用性」と、ブランド伝統の「遊戯性」という相反する要素を、より高い次元に昇華させたと言える。電動化時代の新たな基準点となる一台だ。

【画像31枚】航続距離はついに500km超へ。革新を遂げたMINI「カントリーマンE」の全貌を見る

※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
LE VOLANT web編集部

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