新世代のフロントマスクと、フラッグシップの風格漂うリアビュー
復活が待ち望まれる三菱のフラッグシップモデル、「パジェロ」。その次期型プロトタイプの最新スクープショットを入手し、ついに外観の詳細が明らかになった。これまで予想CGなどではフロントマスクに焦点が当てられ、リアセクションはあくまで予想の範囲にとどまっていたが、今回の最新スパイショットと最新情報により、謎に包まれていたリアビューの最終デザインまでもが判明した。
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次期型パジェロのデザインは、かつての歴代モデルの面影から脱却している。スタイリングは、昨年夏に発売されたよりコンパクトなクロスオーバーSUV「デスティネーター」に最も似ており、フロントには水平バーで仕上げられたクラシックな台形グリルを採用している。
サイドビューでは、リアホイールアーチ上部に同様のバルジが設けられているものの、ドア下部の造形は異なり、フロントフェンダーにはエアベント付きのデコレーションインサートが追加されるなど、独自性を打ち出している。
そして注目のリアセクションだが、テールゲートに設けられたナンバープレート用の凹部と、左右を視覚的に結ぶ横一文字のLEDテールライトが採用される可能性が高い。これにより、新型フラッグシップモデルとして、デスティネーターとは明確に区別される洗練されたデザインとなっている。
心臓部は「強靭なディーゼル」か、それとも「先進のPHEV」か?
プラットフォームとパワートレインについては、現在2つの有力な説が交錯している。
一つは、最新世代の「L200/トライトン」ピックアップトラックと同様のフレームプラットフォームを採用する本格路線だ。この場合、エンジンも共通化される可能性があり、最高出力204ps、最大トルク470Nmを発揮する強靭な2.4L直列4気筒ツインターボディーゼルエンジンが搭載され、8速オートマチックトランスミッションが組み合わされると予想されている。
もう一つは、「アウトランダー」と同じプラットフォームを流用し、同プラグインハイブリッドパワートレインが搭載されるという噂である。もし実現すれば、2.4Lガソリンエンジンに2基の電気モーター、そして22.7kWhのバッテリーを組み合わせたシステムとなり、合計出力306psを誇る先進的なパワートレインとなる。
今夏、タイ生産でついに復活の狼煙を上げる
パジェロの歴史は古く、1979年発表の同名コンセプトカーを経て1981年に初代が誕生した。以降、日本を代表する本格SUVとして君臨したが、2006年デビューの第4世代を最後に、日本国内では2019年の「ファイナルエディション」をもって生産終了となった(生産自体は2021年まで継続)。その後、三菱はパジェロの生産工場も売却している。
しかし、それ以降も後継モデルの噂は絶えず浮上しており、今回のスクープによってその復活がいよいよ現実味を帯びてきた。最新の情報によれば、新型パジェロは今夏に発売される可能性が高く、生産はタイで開始される予定だ。
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