LE VOLANT モデルカー俱楽部

稀代の名車「40系ランクル」が完全新金型の1/64ミニカーで蘇る。トミーテックから11月発売、こだわりのサス可動ギミック搭載【LE VOLANT モデルカー俱楽部】

40らしさ溢れる2仕様で登場!

トミーテックが手掛ける1/64スケール・ミニカー、トミカリミテッド ヴィンテージNEO(TLVN)の、2026年11月の新製品情報が届いたので、気になるアイテムをピックアップしてお伝えしよう。トヨタ「ランドクルーザー」の3代目モデル、いわゆる40系ランクルが完全新金型で登場するのだ。

【画像24枚】可動ギミック、ディテールの作り込みまで申し分なしの40ランクルを確認する!

ハンドル位置を左右作り分け

トヨタが誇るクロカン四駆・ランドクルーザーのルーツは、1951年まで遡る。当時、警察予備隊(後の自衛隊)における制式採用を目指して開発されたトヨタ・ジープがそれである。小型トラックSB型のシャシーを利用しつつ四輪駆動としたもので、エンジンは直6 3.4LのB型を搭載。B型を載せたJeepということでBJ型と呼称したが、ジープの名では商標上問題があるところから、1954年にランドクルーザーへと改称した。

1955年には2代目の20系へとモデルチェンジ。軍用車風だったエクステリアを民生向けに相応しいものにするとともに、2種のホイールベースを基礎としつつ様々な形状のボディを用意するようになっていく。この20系をさらに進化させたのが、1960年に登場した3代目、つまり40系である。

40系ではショートの2285mm、ミドルの2430mm、ロングの2650mmという、先代から引き継いだ3種のホイールベース(ロングは先代末期に追加された)に、ボディ形状も先代同様ソフトトップ、2/4ドア・バン、ピックアップなどを用意。また、海外向けにはホイールベース2950mmの仕様も後に加えられている。エンジンは直6ガソリンのF型を先代から継承したほか、直6ディーゼルのH型(1973年から)、直4ディーゼルのB型(1974年から)を追加。

40系ランクルの高い走破性能と信頼性は全世界で絶大な人気を呼び、生産は24年間の長きに亘った。1984年のモデルチェンジの際には、惜別の声が多く聞かれたものである。また、特にアメリカでは古くから、クラシックとしての価値が認められているという。

トミーテックでは、歴代ランドクルーザーの中でもワゴン系の50系、60系をすでに製品化しているが、40系は今回が初、つまり完全新規金型ということになる。先の静岡ホビーショーでは原寸モックアップでの展示となっていたが、今回お見せしているのはほぼ製品版の姿だ。40ランクルらしい、武骨さの中にも愛嬌のあるスタイルが、巧みに再現されているのが分かるだろう。

ボディ形状はメタルトップとオープントップ、いずれもショートホイールベース版である。左右の丸いグリルや、フロントフェンダー上のターンシグナルの形状などのディテールから、40系末期に近い1975~1979年頃のモデルの再現と言えるだろう。オープントップは北米仕様であり、ステアリング位置も左右で作り分けられているほか、シート形状も異なっている。

また、トミーテックらしいコダワリが見受けられるのは、サスペンションの可動ギミックが盛り込まれていることだ。これはすでにダットラ720で導入されたのと同様のもので、簡単な構造ではありながら、その効果は絶大である。悪路を走破する逞しい四駆の姿を、机上で手軽に楽しむことができそうだ。

ボディカラーはメタルトップ/国内仕様が黄色(白ルーフ)、オープントップ/北米仕様が赤。サイドミラーや、前者のはしごやルーフキャリアなどは取り付け済みとなる。どちらも予価6,930円(税込)で2026年11月発売予定。

なお、写真は全て試作品のため実際の製品とは異なる部分もありうる点、ご注意を。特に、メタルトップ仕様のマフラーエンド位置は、製品版では左側に修正される予定だ。

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■トミーテック公式サイト

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