HEVとは一線を画す、PHEVならではの上質な走り
大ヒットSUVであるトヨタRAV4の新型6代目に、2026年2月に追加されたプラグインハイブリッドモデル(PHEV)に試乗。HEVとは異なる専用設計のエンジンブロックと、最新のハイブリッド機構が生み出す静粛性は、事前の予想を大きく裏切る「別物」の仕上がりだった。車両本体価格が600万円を超え、もはや実用車の枠を飛び出して堂々たる「高級車」の領域へと足を踏み入れた新型RAV4の実力と真価を、ここで詳しく紐解いていく。
【画像41枚】600万円超の高級SUVへ進化。新型RAV4 PHEVの内外装と専用ディテールをチェック
エンジン始動時でわかる、専用設計ブロックがもたらす洗練
初代のRAV4が登場したのは1994年。当時はまだSUVといえばラダーフレームを採用するモデルがほとんどだった中で、RAV4はモノコックを使い、日本の5ナンバー枠に収まるコンパクトかつ2ドアのボディという、かなりニッチな商品だった。そんなRAV4も新型では6代目となり、先代は2020年に年間100万台という販売台数を記録。ニッチ商品として生まれたSUVは、世界中で売れる超人気商品となったのである。
新型RAV4には、ハイブリッド(HEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)の2種類のパワートレインが用意されている。RAV4のHEVを乗り逃していたので、それを先に試してからPHEVの試乗会に参加した。ところが、エンジンが始動している最中の振動や騒音がHEVよりも抑えられているので驚いた。これは自分の事前の勉強不足が原因だったのだけれど、HEVとPHEVではトヨタのハイブリッド機構の世代が異なっている。HEVは第5世代、PHEVはトヨタとしてRAV4が初出となる第6世代の最新型だった。
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