発売モデルは日本と同様、2.5リッターのHV
日本でも昨年現行型が発売されているトヨタ・カムリが西ヨーロッパ市場に復帰する。カムリといえば、アメリカで15年連続の乗用車販売台数トップに輝き、世界100カ国以上の国や地域で販売。これまでに1900万台を超える累計生産を記録している押しも押されもしないビッグネームで年間販売台数は70万台を超えているが、西ヨーロッパ市場で発売されるのは実に14年ぶりだとか。
導入モデルは日本と同じく、2.5リッターガソリンに電気モーターを組み合わせたHV(ハイブリッド)仕様でトヨタの欧州向けHVとしては8車種目になる。基本的なアウトラインは日本仕様と同じで、プラットフォームはトヨタ自慢のTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)。優れたビルドクオリティや高効率なパッケージング、ユーザーフレンドリーな技術により走る楽しさやスタイリッシュな内外装をセールスポイントとする。その走りだが、ヨーロッパ市場復帰にあたってはドライビングダイナミクスを大幅に強化するとのことなので、日本やアメリカのカムリとはひと味違ったキャラクターも期待できそうだ。この復活する西ヨーロッパ向けカムリ、発売は2019年の第一四半期を予定しているという。