なんと41名の審査員が満場一致で選出
ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催し、デザインの品質や革新性などを評価する国際的プロダクトデザイン賞の「レッドドット・デザイン賞:プロダクトデザイン2016」において、最優秀の「ベスト・オブ・ベスト」にマクラーレン570Sが選出された。
今年のレッドドット・デザイン賞は約5200点がエントリー。選考は無所属のデザイナーやデザインスクールの教授、専門ジャーナリストなど41名の審査員によって行なわれたが、ベスト・オブ・ベストは満場一致でマクラーレン570Sに決定したとのことだ。
競合作品の中でも570Sが際立っているのは張りのあるボディライン。その最終デザインは、チーフデザイナーのロバート・メルヴィル氏とプロジェクト発足当初からのマクラーレン・オートモーティブ・デザインチームが最初に提案した初期スケッチほぼそのままといっていい。
メルヴィル氏は今回の受賞について、「マクラーレン570Sは昨年に発表して以来、とても素晴らしい評価をいただいてきましたが、レッドドット・デザイン賞のベスト・オブ・ベストに選出されることになるとは本当に光栄のいたりです」とコメントしている。
570Sは、ポルシェやメルセデスAMGといったジャーマンスポーツをライバルに想定したマクラーレン・スポーツシリーズの第一号車で、搭載する3.8リッターツインターボエンジンは570psを発生。日本でも昨年から販売がはじまっており、価格は2556万円となっている。
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