発売から60年経過した今でも「高級車」としてその座に君臨するトヨタ・クラウン。その次期型と思しきプロトタイプがドイツ・ニュルブルクリンク北コースでスクープされた。
じつはこのプロトタイプについては次期型のレクサスGSとも一部では報道されているようだが、GSの次期型開発は凍結されていると言われていること、またスピンドルグリルではなく丸みを帯びた扇方のグリルであること、やや吊りあがったヘッドライトのアウトラインであることなどが次期型クラウンの可能性が高いとする理由といえる。
次期型クラウンはTNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォームによって大きく変更されると予想されており、そう考えてサイドからみてみれば、リアウィンドゥの強い傾斜やハッチバックのようなクーペスタイルが目に付く。また、アグレッシブなフロントエンド、スポーティーなボディラインは、クラウンが得意としていた顧客層からより若年層への意識が感じられる。
パワートレインは、3.5リッターV型6気筒エンジンから最高出力185ps程度を発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジンに加え、最高出力145ps程度を発揮する2.5リッター直列4気筒と電気モーターを組み合わせたハイブリッドと予想されている。
2017年秋の東京モーターショーでのワールドプレミアが有力であろう。
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Courtesy of Apollo News Service
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