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BMWが「X1」と「X2」にプラグイン・ハイブリッド仕様を追加!EV航続距離は両車とも最高で57km

最高57kmのゼロエミッション走行が可能

1月9日、BMWは「X1」および「X2」にプラグイン・ハイブリッドパワートレインを採用した「xDrive 25e」を設定したと発表した。

X1とX2に設定された「xDrive 25e」のパワートレインは、125ps/220Nmを発揮する1.5L直列3気筒ターボエンジンと95ps/165Nmを発するモーターに6速ATを組み合わせる。システム総合では220ps/385Nmを実現し、0-100km/h加速は「X1 xDrive 25e」で6.9秒、「X2 xDrive 25e」が6.8秒をマーク。最速速度はそれぞれ193km/h、195km/hだ。

リチウムイオンバッテリーのエネルギー容量は10kWhで、EV航続距離は両車とも最高で57kmにおよぶ。ハイブリッド燃費は最高で52.6km/Lと発表された。

センターコンソールには「eDrive」ボタンを設置。標準設定の「オートeDrive」モードでは、インテリジェントな駆動システムによって、あらゆる状況でエンジンとモーターの相互作用が得られ、効率的な走りと走る歓びを両立させる。ナビゲーションシステムとの連携も図ることができ、ナビのガイダンスを始めると予測エネルギー管理によってルートプロファイルを考慮した駆動システム制御が行なわれる。

モーターのアウトプットを最大限に引き出す「MAX eDrive」では、エンジンを駆動させないゼロエミッション走行で135km/hの最高速をマークすることができる。このほか、「SAVEバッテリー」モードでは、バッテリーの充電状態を温存したりエンジン走行によって電力を回復させたりすることできる。

リチウムイオンバッテリーは後席下部に搭載。これにより低い重心を実現し、俊敏な走りを実現する。荷室容量は純エンジン仕様車より少なくなるが「X1 xDrve25e」の場合、通常時で470L(純エンジン車は505L)、40対20対40の分割可倒式リヤシートのアレンジで最大1470L(同1550L)に広げられる。

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