90sスポーツワゴンの代表格
スケールを超越した仕上がりにファンの多い、トミーテックの1/64スケール・ミニカー、トミカリミテッド ヴィンテージNEO。11月発売とまだ先の話ではあるが、魅力あふるる新製品が発表となったので、ここでご紹介しておこう――「スバル インプレッサ ピュアスポーツワゴン WRX STi Ver.Ⅵ 99年式」である。
スバル・インプレッサの初代モデルは1992年に誕生。WRC(世界ラリー選手権)参戦に向けて設定された最強モデルWRXは当初セダンのみの設定だったが、翌1993年にワゴンにも追加された。さらに、1994年からはスバルテクニカ・インターナショナル(STi)が手掛けたWRX STiバージョンも加わり、年々進化を遂げ1999年には最終型のバージョンⅥに到達したのである。
このたびミニカーとなったのはこのバージョンⅥで、ご覧の青と黄の2色。青は500台限定車のバージョンⅥリミテッドを、黄は通常のバージョンⅥの再現となっている。プロポーション、ボディカラーともに実車のイメージ通りの、素晴らしい仕上がりだ。
WRXならではの迫力ある顔つきやチンスポイラー、フードバルジ、特徴的な上下2段のリアスポイラーなど、その外観の特徴を漏らさず再現しているばかりでなく、内装色もそれぞれ実車同様のカラーコーディネートとなっている。
ルーフレールはユーザー取り付け部品で付属。購入者が各自で切り取り接着するようになっている。なお、リミテッドはルーフレールを持たない仕様となっていたので、ミニカーでもこのパーツが付属するのは黄色の方だけである。
価格はいずれも3,080円(税込)で、すでに述べた通り11月発売予定。スバリストやインプマニアならずとも要注目の1台だ。また、バリエーションについても、トミーテックでは「まずワゴンの後期型から展開」としている。以後の展開に期待を膨らませる方は少なくないだろう。