ホンダ

新型シビック タイプRがついに発売! 究極のピュアスポーツ性能を追求、価格は499万7千3百円から

究極のピュアスポーツ性能を追求したモデル

ホンダは新型「CIVIC TYPE R(シビック タイプアール)」を9月2日(金)に発売すると正式発表した。

新型シビック タイプRは、スポーツモデルの本質的価値である「速さ」と官能に響く「ドライビングプレジャー」が両立する究極のピュアスポーツ性能を目指したという。

ホンダ独自のVTEC TURBOエンジンは出力とトルクをさらに向上し、運転に夢中になることができるような痛快なドライビングフィールを追求。さらにTYPE R専用のデータロガー「Honda LogR(ホンダ ログアール)」を搭載しクルマの機械的な運動情報などをリアルタイムに伝えることで、新たなドライビングプレジャーが得られるという。

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新型シビック TYPE Rの主な特長

エクステリアは、ローアンドワイドを強調し、冷却性能向上のためグリル開口部を大きくするとともに、サイドシルガーニッシュやリアスポイラーなどで空力性能を追求しながらも、リアフェンダーをボディと一体化したしたことで、流れるような美しいデザインに仕上げた。

インテリアでは、クルマに乗り込むときの高揚感と運転時に集中できる空間を、赤と黒を用いてハイコントラストに表現。赤いシートとフロアカーペットを採用した。また、サーキットでの限界走行時においても運転に集中できるように、直感認知性を向上させたノイズレスな視界を追求し、反射を抑えた偏光ガンメタリック塗装を採用するなど、ブラック基調のインストルメントパネルとしている。

ダイナミクス

圧倒的なパフォーマンスとドライビングプレジャーを目指し、「Fastest」、「Addicted Feel」、「Secure Feel」をターゲットして開発。

■Fastest(ファステスト):圧倒的な速さの追求
・先代モデルの2.0L VTEC TURBOエンジンの骨格をベースに、ターボチャージャーの刷新などにより、最高出力243kW、最大トルク420Nmへと向上。
・冷却性能向上のためにフロントグリル開口面積を大きくし、ラジエーターの有効開口面積を48%拡大。
・旋回性能を高め車両パフォーマンスをより向上させるため、ミシュランとTYPE R専用チューニングタイヤを共同開発。タイヤ幅を265mmまで拡げるとともに、ミシュランの独自技術による特性の異なるトレッドコンパウンドを組み合わせることで、ウエット性能や耐摩耗性能を維持したまま、優れたドライグリップ性能を実現。
・ホイールは、通常に対してインナーとアウターのリム形状を反転させた「リバースリム構造」を採用。ホイールイン側の歪みを低減し、旋回Gや加減速時にタイヤ内側の接地圧を安定させることで、接地性を向上。

■Addicted Feel(アディクテッド フィール):運転に夢中になることのできる痛快なドライビングフィールの追求
・エンジンECUの駆動力制御マップなどの緻密な設定により、アクセルペダル開度に対しエンジンレスポンスを向上。トルクも早期に立ち上がるようにすることで、アクセル操作に対する駆動力応答性を全域で高めた。
・シビックのシャシーをベースとし、TYPE Rとして細部まで熟成を図るとともに、足まわりの支持剛性の向上。
・4輪独立電子制御ダンパーのアダプティブ・ダンパー・システムの制御は、車体のモーションとタイヤ4輪の接地性を連携してコントロールするロール・ピッチ制御に、バネ下加速度を加えた制御を行うことで、荒れた路面でも優れた運転操作によるクルマとの一体感とダイレクト感のあるハンドリングを実現。
・新設計のシフトレバー構造を採用し、レバーの高剛性化と横方向のレバーのガタつき要素を排除。ダイレクト感と節度感を向上させるとともに、5速から4速といった斜めシフト時でもすっきりとした操作感を実現。
・シフトフィールの進化にあわせてクラッチのフライホイールを軽量化し、レスポンスを向上。
・エンジン回転上昇時の中周波音を増強し迫力ある排気原音に進化させTYPE Rならではの迫力あるエンジンサウンドを演出。排気の主流が通過するサイレンサーの中央配管には、アクティブ・エキゾーストバルブ機構を新たに採用。エンジン回転数に応じて最適なバルブ開度とすることで、車外騒音法規を満たしながら、エンジン出力向上と迫力ある排気サウンドの両立を実現。

■Secure Feel(セキュア フィール):高速安定性と信頼感の実現
・限界走行時における安定性を実現するため、フロントとリアともに効果的にダウンフォースを向上させるとともに、ボディの細部形状まで徹底的にこだわることで、優れた空力性能を実現。リアスポイラーは、スリムなアルミダイキャスト製のステーにすることで空気抵抗を低減するとともに、リアスポイラー下面に負圧が発生する面積を拡大しダウンフォースを向上。
・サーキットでも安定したブレーキフィールを実現するために、2ピースディスクブレーキシステムを先代モデルから継承。マスターパワーの特性を変更し、低速から高速までのさらなるコントロール性の向上を追求。ブレーキへの導風効率も高まり、安定したブレーキ効力と耐フェード性も実現。

TYPE R専用データロガーアプリ Honda LogR

新たなドライビングプレジャーの提供を目指したTYPE R専用データロガーであるHonda LogRを車載ナビにアプリとして搭載。自分自身の運転操作によるクルマの機械的な運動情報などをリアルタイムに知ることができ、また、その情報のTYPE Rユーザー同士でのシェアを実現。人とクルマとの新たなあり方を提案する。

■車両本体価格

ボディカラーはチャンピオンシップホワイト、ソニックグレー・パール、クリスタルブラック・パール、フレームレッド、レーシングブルー・パールの5色となっている。

新型シビックTYPE R公式サイト

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