ダウンサイジングは見送りで現行モデル同様4.4L V8ツインターボを搭載
BMWが開発を進めるクロスオーバーSUV、「X5」改良新型の頂点に君臨するハイパフォーマンスモデル、「X5M」市販型のデザインを予想プレビューした。
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予想CGを提供してくれたのは、お馴染みNikita Chuicko氏だ。ニュルで捉えた最新プロトタイプで発覚した通り、水平スラットを備える新デザインのキドニーグリルが装備されている。またスリムなヘッドライトは、ボンネットフードの前縁と接続、バンパーには角張った複数のエアインテークを装着、アグレッシブに仕上げられている。
これまでのスパイショットでは、後部が露出しておらず、ディテールが不明だったが、CGでは情報を元に新設計されたLEDテールライトが描かれているほか、微調整されてバンパー、ディフューザー、クワッドエキゾーストパイプが確認できる。
室内のアップデートでは、EVの「iX」と同様に、独立したデジタルインストルメントクラスターと、インフォテイメントスクリーンを持つ「iDrive8」を採用するはず。この更新により、ダッシュボードを新設計、インテリアレイアウトが根本的に刷新される可能性がありそうだ。
X5Mのパワートレインは、現行世代でのダウンサイジングは計画されておらず、4.4L V型8気筒ツインターボエンジンがキャリーオーバーされる見込み。最新情報では、改良新型は「コンペティション」モデルのみの発売となるとされ、その最高出力は617psに向上すると噂されている。
X5、及びX5M改良新型のワールドプレミアは、2022年内と予想される。