圧倒的性能を誇る4ドアセダン、8月21日より全国7拠点で実車展示
ベントレーモーターズジャパンは2026年8月17日、本年6月に世界初公開された新型4ドアセダン「フライングスパー」が8月21日に日本初上陸すること発表した。これを記念し、同日より全国7拠点の正規販売店を巡る特別実車展示イベント「New Flying Spur Debut Showcase」が開催される。卓越したクラフツマンシップとスーパーカー級の性能を融合した最新モデルを間近で確認できる貴重な機会である。
【画像7枚】漆黒のパーツが放つ精悍な存在感。史上最強680psを誇る新型「フライングスパー S」の全貌を見る
洗練を極めたエクステリアと伝統の継承
トップレベルの性能を誇るV8ハイブリッド・パワートレインを基盤とする新型フライングスパーは、クリーンかつモダンでシームレスな造形のエクステリアデザインへと進化を遂げた。特に注目すべきは、1962年以来初めてベントレーのセダンモデルにシングルフロントヘッドランプが採用された点である。これにより、第4世代コンチネンタルGTと統一感のあるフロントデザインを手に入れている。
さらに、ラジエターグリルはフロントバンパー内に統合され、モデルごとに異なる2種類のシングルヘッドランプデザインが設定された。従来のウイングベントディテールを廃止することで、フロントフェンダー周りがより滑らかで美しい仕上がりとなっている。リアデザインにおいても新設計のトランクリッドやリアランプ、ボディと同色のナンバープレートサラウンドを採用し、洗練されたスタイリングを実現した。なお、アズールおよびSモデルには新たな22インチホイールもオプションとして設定されている。
史上最強のスペックを誇る「フライングスパー S」の復活
新型では、コンチネンタルGT SのDNAを受け継いだパフォーマンス志向のモデル「フライングスパー S」が復活を果たした。ハイパフォーマンス・ハイブリッド・パワートレインを搭載し、最高出力680ps、最大トルク930NmというSモデル史上最も力強いスペックを誇る。先代モデルから130psの大幅な出力向上を果たしており、0-100km/h加速はわずか3.7秒、最高速度は308km/hに達する。
圧倒的な動力性能を支えるため、足回りにも最新鋭のシステムが盛り込まれた。アクティブAWDや前後左右のトルクベクタリング、ツインバルブダンパー、48V式アクティブ・アンチロールシステムである「ベントレー ダイナミック ライド」、新世代ESC制御ソフトウェアを搭載する。さらに、フライングスパー Sとしては初となる電子制御リミテッドスリップデフ(eLSD)を採用したことで、卓越した安定性と俊敏なハンドリング性能を両立している。
スポーティな専用加飾と極上のクラフツマンシップ
Sモデルのスポーティなキャラクターは、専用のエクステリアパーツによってより強調されている。グロスブラックのマトリックスグリルやブラック仕上げのベントレーウイングバッジに加え、ドアミラーキャップやサイドシルエクステンションにBelugaブラックをあしらうブラックライン・スペシフィケーションを採用した。ダークティントのフルLEDマトリックスヘッドランプやテールランプ、スポーツエキゾースト用テールパイプが精悍な存在感を放っている。
室内空間においては、Sモデルの復活に合わせてシートスタイルが5種類へと拡大された。各シートはベントレーのトリムスペシャリストによって一脚あたり12時間もの時間をかけてハンドクラフトで丁寧に仕立てられる。フルーテッド加工や先進的なキルティングインサートなど、職人技が光る極上の空間が提供される。なお、新型フライングスパーの生産は2026年9月より英国クルー工場にて開始される予定だ。
全国7店舗を巡回する特別展示イベント
日本初上陸を記念した「New Flying Spur Debut Showcase」は、8月21日のベントレー名古屋を皮切りに順次開催される。以降、8月下旬にベントレー福岡、9月にはベントレー広島、大阪、東京、横浜へと巡回し、10月上旬のベントレー札幌まで、全国7拠点の正規販売店で行われる。卓越したラグジュアリーとパフォーマンスを融合した実車をいち早く確認できる絶好のチャンスとなる。
なお、本イベントは特別実車展示のみとなっており、試乗を行うことはできない。各ショールームの営業時間などの詳細については、各正規販売店へ直接問い合わせるか、公式サイトの情報を確認する必要がある。
【ル・ボラン編集部より】
かつて重厚長大の象徴であった英国製サルーンは、今やスーパーカーをも凌駕する運動性能を手に入れた。新型フライングスパーに搭載されるV8ハイブリッドとeLSDの組み合わせは、その巨躯から慣性の法則を奪い去るかのような錯覚を抱かせる。静寂に包まれたキャビンで極上のウッドとレザーに身を委ねながら、ステアリングの僅かな入力で車体が俊敏に向きを変える様は痛快そのものだ。ショーファードリブンとしての品格を保ちつつ、ドライバーズカーとしての本性を隠しきれない、ベントレーらしい硬派な進化である。
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