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【世界限定99台】伝説のZ8の再来か。アルピナ創業家が放つ生粋の直6ロードスター「ボーフェンジーペン・スパイダー」

最高速295km/hを叩き出す99台限定車

ドイツの自動車ブランドであるBovensiepen(ボーフェンジーペン)は2026年9月10日、新型の2シーター・ロードスター「Bovensiepen Spider(ボーフェンジーペン・スパイダー)」を発表した。本作は同年6月に発表された「ボーフェンジーペン05 GT」に続く、同ブランド第3弾となる新作だ。自動車の大型化が進む現代にあえて一石を投じる、全世界99台限定の軽量スポーツカーである。

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クラシックスタイルとモダンなデザインの融合

ボーフェンジーペンは、アルピナ・ブランドをBMWに譲り渡したのち、創業家であるボーフェンジーペン家が新たに立ち上げたブランドである。近年の自動車は大型化やSUV化が進んでいるが、その中で同社はあえて、軽量スポーツカーの市場に投入するモデルとして、このスパイダーを全世界99台限定、手作業による生産で送り出す。

ボーフェンジーペンのマネージングディレクターであるアンドレアス・ボーフェンジーペン氏は、次のように述べている。
「1990年代後半にミュンヘンのBMWでBMW Z8の開発チームに参加して以来、私は純粋なロードスターに魅了されてきました。軽量でレスポンスが良く、それゆえに運転が最高に楽しい車です。それらは五感に訴えかけ、ドライバーを笑顔にします。ボーフェンジーペン第3のモデルでは、我々は意図的に特徴的なエクステリアデザインに焦点を当て直しました」

ボーフェンジーペン・スパイダーはBMW Z4をベースとしており、エクステリアはZ4同様、長いボンネットや後方に配置されたコックピット、短いオーバーハングといったフロントエンジン・スポーツカーの伝統的なプロポーションとなる。

デザインは著名な自動車デザイナーであるフランク・ステファンソン氏との共同開発によるもので、高光沢ブラックのフロントスプリッターや大型のリアスポイラーを備え、足回りには軽量化を追求した10本スポークの20インチ専用鍛造ホイールを装着している。

3L直列6気筒ターボを搭載、パフォーマンス・パッケージも用意

パワートレインには3L直列6気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載する。最高出力は320kW(435ps)、最大トルクは580Nmを発揮。パワーウェイトレシオは3.6kg/PSとなっている。吸排気システムの最適化により、0-100km/h加速は4.2秒、最高速度は標準仕様で260km/hに達する。トランスミッションはドライバーの運転スタイルに適応するZF製の8速オートマチックを採用。

シャシーには、低速域における縮み側の減衰力を高めた新開発の専用チューニングダンパーを採用、タイヤはミシュラン・パイロットスポーツ4S(フロント:255/35ZR20、リア:295/30ZR20)が組み合わされている。また、フロントに4ピストン固定キャリパーと395mmのドリルドブレーキディスクを備えた高性能ブレーキシステムがオプション設定されている。

さらに高い走行性能を追求する顧客向けには「パフォーマンス・パッケージ」が用意されている。このパッケージには、大型冷却フィンを備えたアルミニウム削り出しの専用リアディファレンシャルカバーや、Vブレースによるアンダーボディの補強が含まれる。これにより高負荷時の熱負荷が軽減され、最高速度は295km/hまで引き上げられる。

なお、ロードスターでありながらトランク容量は281Lを確保しており、数日間の旅行にも対応する実用性も兼ね備えている。

職人技が光るカスタマイズ性、そして価格と販売スケジュール

インテリアは、同社の「Fine Driving」哲学に基づき高い基準で仕立てられている。標準仕様ではVernascaレザーとアルカンターラのコンビネーションが採用され、ステアリングホイールには高品質なLavalinaレザーが使用されている。

自社の馬具工房を通じた細やかなカスタマイズにも対応しており、フルレザーインテリアへの変更、トランク内のアルカンターラ仕上げ、オリジナル刺繍など、顧客の細かな要望に応える体制が整えられている。また、限定99台の各車両には、シリアルナンバー入りの生産プレートが装着される。

ボディカラーは、サファイア・ブラック(40台)、サンレモ・グリーン(25台)、スカイスクレーパー・グレー(20台)、サンダー・ナイト(9台)、フローズン・グレーII(5台)の5色が基本設定となっているが、要望に応じたカスタムペイントも可能である。価格は11万5500ユーロ(約2060万円)からとなっており、すでに注文受付が開始されている。初回の納車は2027年第1四半期末となる予定だ。

【ル・ボラン編集部より】

かつてZ8をベースに伝説的な「ロードスターV8」を生み出した一族が、再び純粋なオープンスポーツを手がけた意義は深い。巨大化が進む現代へのアンチテーゼとしてZ4を土台に選びつつ、いたずらに足回りを引き締めすぎず、しなやかさを残す彼ら特有の絶妙なシャシーチューニングは本作でも健在だろう。3L直6ターボによる圧倒的な速さと高度な熱対策を備えながら、ラヴァリナレザーが香る古典的な優雅さを決して失わない。最新のメカニズムと古き良き手仕事が極めて高い次元で両立した、知る人ぞ知る大人のための至高の一台である。

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※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
Photo: Bovensiepen Automobile

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