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アップデートされた「レクサスRX」がワールドプレミア

エッジの立ったデザインに磨きをかけ走りの質感も向上!

1998年のデビュー以来、レクサスの中核モデルとして世界的な支持を集めているミドルSUVの「RX」がマイナーチェンジを実施。5月30日に公開された。日本国内での発売は、2019年の8月下旬からを予定している。

  • そのエクステリアは、フロントバンパーからドアサイドに至るキャラクターラインに連続性を持たせることで勢いのあるサイドビューを演出。リヤビューはリヤバンパーサイドからバンパーの下側に繋がるラインと、リヤピラー下端のウインドーグラフィックを合わせて車両後方へ抜ける造形としてエレガントさをプラス。さらにバンパー下端のマフラー、アンダーガードなどの部品を水平基調の意匠としてワイド感を強調している。
  • スピンドルグリルには、L字モチーフのブロックメッシュパターンを採用。レクサスSUV独自の記号性を持たせるとともに、メッシュグリルに抑揚をつけ押し出しのある立体造形とすることでバンパーサイドとの一体感が表現されている。また、ヘッドランプはユニットの形状を従来より小型化することでシャープな印象を持たせたほか、リヤコンビネーションランプには上部にL字を4つ重ねたモチーフを配置するなど、レクサスとしてのアイデンティティを際立たせるディテールに仕上げられた。
  • インテリアは、ナビゲーションのタッチディスプレイ化やUSBソケットの増設、スマートフォン収納箇所の追加などで利便性が向上。また、3列シート車の3列目を改良。2種類のシートポジションを設定したほか3列シート車の2列目にキャプテンシートも追加設定されている。

  • 走りの性能にも磨きがかけられた。骨格はスポット溶接の打点を増やすとともに、構造用接着剤の接着長を拡大させて剛性が向上。サスペンション回りでは、ハブベアリングの剛性を高めて車両の応答性を向上させたほかスタビライザーの剛性がアップ。アンダーステアの軽減とロールの低減が図られた。またコーナリング中、アクセルを踏み込んだ際に発生しやすいアンダーステアを抑制するアクティブコーナリングアシスト(ACA)の採用や、電動パワーステアリングの再チューニングなどで一層リニアなステアリングフィールと正確なライントレース性を実現している。さらにショックアブソーバーにはフリクション・コントロール・デバイスを追加。路面からの微小な入力による高周波振動を低減し、フラットな乗り味と操舵時の応答性向上を実現しているという。

運転支援システムも進化している。まず、新型RXでは世界初のブレードスキャン式アクティブハイビームシステム(AHS)を搭載。これは光源であるLEDからの光を高速で回転するブレードミラーに照射。ブレードミラーに反射した光がレンズを介して高速移動しながら前方を照らす新機構で配光を細かく制御することができる。その結果、従来のAHSより細かい遮光が可能となりハイビームの照射範囲が拡大。対向車や先行車を眩惑することなく早く歩行者や標識を認識することができる。また、予防安全パッケージのレクサス・セーフティ・システム+もアップデート。単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上などで、各種機能の制御精度が向上している。

CARSMEET web編集部

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