「ポルシェクラシックテクニカルサーティフィケイト」の販売を開始
9月2日、ポルシェジャパンはクラシックモデルの各種データや現在の車両状態を証明する「ポルシェクラシックテクニカルサーティフィケイト」の販売を開始した。
ポルシェクラシックテクニカルサーティフケートは、製造時の各種データや車両の現在の状態を明確に証明するもので、現在、日本国内にある4拠点のポルシェクラシックパートナーでのみ発行される。
対象は356から空冷エンジンの911、914、924、944、928、そして水冷エンジンの986、996およびカレラGTなど、ポルシェがクラシックモデルとして区別しているモデルで、そのオーナーだけがオーダーできる。
クラシックポルシェのオーナーは、車両をポルシェクラシックパートナーに持ち込み、ポルシェ認定クラシックテクニシャンの広範囲な技術的チェックを受け、評価。評価は外装、内装、エンジン、ドライブトレイン、シャシーなどを含む。技術的な点検に加えて、製造時の各種データが記載され、エンジン番号、トランスミッション番号など記録と一致する場合に表記される。さらには外装、内装の写真を含み、点検を実施したクラシック認定テクニシャンの評価コメントも記載される。
ポルシェクラシックパートナーは、ポルシェセンターのなかでもとくにクラシック認定テクニシャン、アドバイザー、パーツマンのスタッフと、クラシック専用ワークベイを備え、ポルシェクラシックに専門的なサービスを提供できる拠点だ。日本では現在、「ポルシェセンター青山 世田谷工場」、「ポルシェセンター横浜青葉」、「ポルシェセンター名古屋」、「ポルシェセンター堺」の4拠点が、ポルシェクラシックパートナーに認定されている。