エクステリアはフロント回りを刷新! デビューは2020年後半か?
アウディのコンパクトSUV、「Q2」のアップデート版と思われるプロトタイプがカメラにキャッチされた。Q2は2016年3月のジュネーブ・ショーでデビュー、同年11月から欧州で販売がスタートした。その後、2018年には最高出力221psを発揮する高性能版の「SQ2」が設定されたほか(日本では2019年末に発売)2019年には中国向けにロングホイールベース版の「Q2L e-tron」も投入されている。
今回、ベースモデルでは初の大幅改良となる新型Q2の開発車両は酷寒のスウェーデン北部に登場。その外観は当然カモフラージュされているが、ヘッドライトのアウトラインがラジエターグリル側でエッジが柔らかい形状となっているほか、内部もグラフィックが変更されている。また形状を変更した垂直方向のコンパクトなコーナーエアインテークや、垂直なバーと水平のバーを備えた新パターンを持つ低くワイドな六角形ラジエターグリルといった変化も確認できる。一方、リヤエンドに大きな変化は見られないが情報ではテールライトのグラフィックが刷新される模様だ。
キャビン内では、質感を高めた新しいトリムを採用。バーチャルコックピットを筆頭とするデジタルなインパネも、コントロール系がアップグレードされる。搭載するパワーユニットは、基本的に最高出力118psを発揮する1L直列3気筒ガソリンターボや最高出力150psの1.4L直列4気筒ガソリンターボがキャリーオーバーされる模様。しかし、CO2排出量削減を筆頭とするエミッション性能を高めるアップデートが実施される可能性が高い。この改良版Q2、デビューは2020年後半となる模様だ。