1966年にデビューし1996年まで生産されていた、フォードのクロスカントリーモデル、ブロンコ。初代モデルはアーリーブロンコとして、現在高値で取引されているが、そのデザインをオマージュした新型、6代目ブロンコは2020年、24年ぶりに復活を果たし、アメリカ本国で大変人気となっている。新型ブロンコはミッドサイズのブロンコと、コンパクトSUVのブロンコスポーツの2種類で初の4ドアモデルを設定するなど、消費者のニーズに合わせたラインナップを展開しているが、なんと、今回、巨大なメガブロンコなるフルサイズモデルが登場した。
【写真15枚】顔はブロンコ、カラダはF-250でメガ・ブロンコ!?
ノースカロライナの4WDショップが開発!
このメガブロンコは、アメリカはノースカロライナ州にある4WDトラックのスペシャルショップ「MegaRexx」が開発したモデルで、フォードのフルサイズピックアップ、F-250 スーパーデューティ クルーキャブがベース。エンジンは6.7L V8ターボディーゼルの475馬力とパワフルで7人乗りだ。上の写真、左がメガブロンコで右が現行モデルのブロンコである。
最大の特徴は、オリジナルのグラスファイバーフードとフロントフェンダー、ブロンコ特有のLEDヘッドライトとカスタムグリル。フロントから見るとまさに巨大なブロンコそのものだが、バンパーには20インチのLEDライトバーを備え、その迫力に拍車をかけている。運転席と助手席、2列目はセミバケットシートを装着、3列目はパワーフォールディングシートとなり、3列目はハードトップを外して解放させることが可能だ。
足まわりは、4.5インチのIcon®プログレッシブフロントコイルスプリングと5インチのマルチリーフリアスプリングでリフトアップ。タイヤは40 “x 14.5” Atturo Trail Blade M / Tタイヤにサテンブラックの20 “x 12” MR605メソッド レース ホイールを組み合わせ悪路にも対応。コンプリート価格は224,950ドル(1ドル=135円計算で3037万円)ということだ。