モータースポーツ

勢いに乗る「日産フォーミュラE」チーム、初のホームレース 東京大会へ! 慣れ親しんだ日本で好成績を狙う

「日産リーフ NISMO RC」「日産アリア NISMO」など、複数の日産のEVをNISMOレーシングドライバーが運転するデモンストレーション走行も

日産自動車は、2024年3月30日(土)に東京で開催される「フォーミュラE世界選手権」シーズン10の第5戦に、日本の自動車メーカーとして唯一参戦する。

オリバー・ローランドは前戦のサンパウロ大会で、最終ラップの最終コーナーで前を行く2台を追い抜き、ディルイーヤ大会から2戦連続で表彰台を獲得し、勢いに乗っている。また、2019年から2022年まで日本でのレース経験があるサッシャ・フェネストラズは、慣れ親しんだ日本で好成績を狙い、レースに挑む。

【写真18枚】東京ビッグサイトを囲む全長2km超の公道サーキットで開催 

日産フォーミュラEチームはこの記念すべき東京大会に向けて、2台の「日産e-4ORCE 04」マシンに、これまで以上に日本らしさを表現した東京大会限定のカラーリングを施す。

また、レース前には日産フォーミュラEの Gen2マシン「日産リーフ NISMO RC」「日産アリア NISMO」など、複数の日産のEVをNISMOレーシングドライバーが運転し、30分間のデモンストレーション走行を行う。当日は日産専用の観戦スタンドに、日産関係者やゲストなど約3,000人が応援に駆け付ける予定だという。

フォーミュラE初となる東京大会は「東京ビッグサイト (東京国際展示場)」を囲む全長2.582kmの公道サーキットで開催される。18のコーナーと3本のストレートで構成される本コースは、前半にタイトで難易度の高い低速コーナーが集中し、第10、15、17コーナーがオーバーテイクの勝負所となる。予選は3月30日(土)の10:20、決勝は15:00に開始予定。

日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ・ヴォルペ氏は「直近の二大会で連続して表彰台を獲得できたことは、チームの自信に繋がりました。高い競争力を証明し、良い状態でホームデビュー戦に挑めるので、チームの士気も上がっています。

フォーミュラE世界選手権は日産の電動化戦略において重要な役割を担っており、日本のファンの前でレースができることを誇りに思います。日産の従業員全員がチームを応援してくれていますし、長年の夢が叶う瞬間です。特別な一日となるよう東京大会限定のマシンのカラーリングも披露しますし、デモ走行など特別なイベントをたくさん用意していますので、みんなで盛り上げていきましょう」と語った。

CARSMEET web編集部

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