アルファ・ロメオ、コンパクトモデルの限定車「JUNIOR Ibrida Avorio Classico」を発売
Stellantisジャパンは2026年5月14日、アルファ・ロメオのコンパクトモデルの限定車「JUNIOR Ibrida Avorio Classico(ジュニア イブリダ アヴォリオ クラシコ)」を発売した。全国の正規ディーラーを通じて80台のみが販売される。ブランドの歴史と美意識への敬意を込め、専用カラー「ガレリア アイボリー」を採用し、Felisi(フェリージ)製の専用キーホルダーを付属するなど、エレガントな装いの一台に仕上げられている。
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ベースモデルの魅力と限定車に込められたオマージュ
ベースとなる「JUNIOR Ibrida」は、アルファ・ロメオが培ってきた美学を凝縮した現代のコンパクトモデルである。洗練されたイタリアンデザインと先進のハイブリッド技術を融合し、都市部での高い快適性とスポーティな走りを両立している。三連ヘッドライトや進化したトライローブ(三つ葉)形状のフロントグリルのほか、1960年代に同ブランドが先鞭をつけたデザイン手法の“コーダトロンカ”を取り入れるなど、伝統を現代的に表現した。昨年6月の発売以来、デザイン性や使い勝手が評価され、若年層や女性など幅広い層から支持を集めている。
限定車のモデル名である“Avorio Classico”は、日本語で「クラシックなアイボリー」を意味する。1970年代にアルファ・ロメオの各モデルで人気を博したアイボリーのボディカラーに由来する名称だ。アルファ・ロメオが長年にわたり受け継いできた、クラシックで洗練された美意識へのオマージュが込められているのである。
専用ボディカラーと歴史的意匠を散りばめたエクステリア
本限定車は、専用のボディカラーである「ガレリア アイボリー」とブラックルーフを組み合わせたツートーンカラーを採用した。このアイボリーは、イタリア・ミラノの歴史的建造物「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」の色から着想を得ており、落ち着きと品格のある佇まいを演出する。さらに専用装備として、アイボリー色のルームミラーキャップも装着し、全体として統一感のある仕立てとしている。
足元には、名車「33 Stradale(トレンタトレ ストラダーレ)」の意匠を現代的に再解釈した、3つ葉モチーフのアルミホイール“フォリ”を装着した。JUNIORが備える、歴史的モデルの意匠を再構築したデザインを専用装備がより際立たせており、色あせない魅力を持つクラシックな限定車に仕上げられている。
クラフトマンシップが共鳴する専用のキーホルダー
限定車の発売にあたり、イタリアのバッグおよびレザーブランドであるFelisi(フェリージ)のキーホルダーが専用アクセサリーとして用意された。1973年創業のFelisiは、革職人による手作業を重んじ、素材選びから仕上げまでクラフトマンシップにこだわった工程を受け継いでいる。手仕事の温かみと都会的で洗練された佇まいを併せ持つブランドであり、そのものづくりへの姿勢はアルファ・ロメオが大切にしてきた価値観と深く通じている。
付属するアクセサリーは、丁寧な仕立てのオールレザーアイテム「Storico(ストーリコ)」シリーズの中から採用された。限定車のボディカラーと調和するアイボリー色を基調とした3連キーホルダーに、アルファ・ロメオの象徴であるビショーネのチャームが組み合わされている。「JUNIOR Ibrida Avorio Classico」のメーカー希望小売価格は499万円(税込)となっており、ブランドの歴史的価値と上質な手仕事を同時に味わえる特別なモデルとなっている。
【ル・ボラン編集部より】
合理的なプラットフォームを用いた最新のコンパクトSUVに、70年代風のアイボリーや名車33ストラダーレ譲りの意匠を組み合わせる手法は一見、懐古趣味的だ。しかし、1.2Lハイブリッドという現代的で堅実なパワートレインを持つ「ジュニア」だからこそ、こうした歴史的ロマンや職人の手仕事が強烈なスパイスとして機能する。最新の環境性能や日常の扱いやすさを享受しつつ、美意識には一切妥協しない。アルファ・ロメオが提示する、実用性と情熱の鮮やかな共存である。
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