コラム

荷室に積んで持ち運べるサーファー必携の「ケルヒャー・マルチクリーナー OC 3」

AC電源を必要としなく、軽量かつ携帯性の高いサイズ感でありながら、水道蛇口の約2倍の水圧を確保する「ケルヒャー・マルチクリーナー OC 3」。その利便性をサーフシーンで活用する、一般ユーザーの日常を紹介しよう。

電源や水源を気にせず持ち運べるという新提案

航空機の暖気用ヒーターの開発から始まり、戦後はストーブや台所用レンジ、農業用トレーラーなど幅広く事業を展開する中、1950年に欧州初となる温水高圧洗浄機の開発に成功。今や約190カ国で愛される世界最大手の清掃機器メーカーにして、日本国内においては高圧洗浄機の代名詞とも言えるドイツの名門ケルヒャーから、極めて画期的なマルチクリーナーが今春デビューした。

汚れやすい足回りをはじめ、フロントガラスやグリルなど気になる部分をどこでも手軽に洗浄できるのが、バッテリータイプの最たる魅力。

これまでの家庭用ウォータークリーナーといえば、AC電源やエンジンを搭載したものが一般的であり、電源や燃料、水源を確保する必要性など基本的にはシーンを限定して使用されてきたが、ブランド初のモバイル洗浄機として登場した「マルチクリーナー OC 3」では、リチウムイオンバッテリーを内蔵し、言わば“連れ出せる洗浄機”としてシーンを選ぶことのない携帯性を最たるアドバンテージとしている。

千葉県在住、サーフィン歴30余年を数える50代の某氏は、そんな同モデルをいち早く取り入れたことで、自身のライフスタイルに大きな変化があったと語る。

「九十九里まで車で数分の場所に引っ越したのも、趣味のサーフィンをもっと身近に楽しみたかったから。波が良い日は早朝仕事の前に海へ出かけることももちろんありますし、そんな時、もっと手軽に使える家庭用ウォータークリーナーがあればと前々から考えていました。僕ら地元のサーファーは基本的に公営シャワーを使わず、車載した自前のウォータージャグで足裏やボードの砂を落とすのですが、この意外に時間のかかる作業をわずか30秒ほどで片付けられるのは本当に画期的でしたね」

サーフィンなど海遊びのつきものと言えば面倒な砂の処理。「OC 3」があれば混み合う共用シャワーに並ぶ必要も、重いのに水圧に劣るウォータージャグも一切必要なし。

氏も語るように同モデルは、キャンプ場やビーチ、ベランダや駐車場など、電源のないシーンでの使用を想定し、約3時間のフル充電で15分の連続使用を可能にしている。また、ハンドルを倒すと上部ウォータータンクが分離する構造に設計され、タンクのみを水源に運んで給水できる上、本体下部にはノズルを収納できるといったコンパクトデザインを見事に実現している。

足裏やボードに付いた砂をサッと洗い流し、わずか数分でスマートに身支度完了。

「犬と散歩するのももっぱらビーチですし、砂や泥落としにも重宝しています。一般的な高圧洗浄機と異なり、水道より若干強めくらいの水圧なので犬も嫌がりませんし、水圧によって外遊びの道具を傷つける心配もない。また、洗車まで大ごとにしたくないちょっとした泥跳ねや足回りの汚れ落としにも最適だと思いますね」

ブランド定番の高圧洗浄機は水道圧の約40倍という圧力を誇るが、同モデルはあえて約2倍ほどの圧力に抑えた低圧設計。ペットにも優しく使える標準のフラットジェットノズルは洗浄面に対して均一に水圧がかかり、効率よく汚れを落とせる。

吐出圧力は0.5Mpa、これは水道蛇口の約2倍に相当し、愛車はおろか、愛犬、サーフボード、キャンプギア、ガーデニング用品、網戸の掃除など、手軽にサッと洗いたいシーンにおいては、かなり効果的な設定と言えるだろう。また、2.2キロという本体重量と取り回しに優れたコードレス仕様は、女性や子供でも手軽に扱えるよう配慮されている。

水流は低圧のため大切な愛車の汚れを優しく洗い流してくれる。スイッチを押してトリガーガンを握るだけと、操作もいたって簡単。

「15分という使用時間を心配する方がいるかもしれませんが、それはあくまで連続使用に限った時間制限であって、ほとんどの作業は30秒から長くて3分ほど。トランクに1台積んでおけばいざというとき本当に便利ですよ」

マルチクリーナー OC 3
高圧洗浄機の代名詞とも言える名門発の持ち運び可能なバッテリータイプの洗浄機。4Lの給水タンク一体型モデルのため、電源や水源を気にせず様々なシーンに対応可能。充電時間180分、連続使用時間約15分。277×234×201mm。オープン価格

 

ケルヒャーが「ル・ボラン カーズ・ミート横浜 2018」に出展決定!
詳細はこちらから(https://carsmeet.jp/lvcm2018_yokohama/

リポート 白水健寛/フォト 勝村大輔
LE VOLANT web編集部

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