フェラーリチューンの2.9リッターV6は520馬力に?
昨年のフランクフルトショーで公開されたアルファロメオ・ジュリアは、「ついに復活した後輪駆動(FR)のアルファロメオ」として話題を集めているが、公開された主力モデルの4ドアサルーンに続くであろう、よりスポーティな外観を持つ2ドアクーペのレンダリングを入手した。
さてこのジュリア・クーペだが、ライバルであるメルセデスCクラスやBMW3シリーズには当然のようにクーペ版があるのだから、同モデルへの追加が予定されていても何ら不思議はない。しかもこのスタイリッシュさを見るとこちらが本命? とすら思えてしまう。そしてハイエンドモデルに搭載される2.9リッターV6を搭載するクワドリフォリオは、発表済みのサルーンよりさらにパワフルな520psを発生することになるという。
ブランドにとっては念願のFR復活だから、走りへのこだわりは尋常ではない。空力面では本気の形状とサイズを持つリアディフューザーに加え、フロント開口部には電動可変のエアスプリッターというスーパーカー的な飛び道具も備えるはずだ。スプリッターはセンサー統合で制御され、ストレートでは低ドラッグ、コーナーでは高ダウンフォースを得る。さらにリアアクスルはツインクラッチ式のトルクベクタリング機構を備え、切れ味抜群のアジリティを発揮することだろう。
参考までにサルーンの画像を添付しておくのでぜひ想像をふくらませていただきたい。