追ってMINI初のプラグインハイブリッドも
MINIのラインナップの中で、新プラットフォーム(UKL2)移行のシンガリを務めるのがこのクロスオーバーだ。デビューは年内といわれているが、このスクープ写真のモデルはバンパー端にエアインテークスロットという「いまどきなエアロ」を備えてるので、おそらく来年投入のホットバージョン、ジョン・クーパー・ワークス(JCW)仕様だと思われる。このコーナリング写真でも、タイヤの変形度とは裏腹にロールが非常に小さい。このことからも裏がとれる。
新プラットフォームということで、またまたサイズが大きくなる新型クロスオーバーだが、どうやら車高は従来より低めの設定になるようだ。それ以外の全体のフォルムは「先代にならえ」という姿勢。特徴あるサイドビューを形成している丸く盛り上がったルーフ、リアドアとクォーターウインドーのラインが段違いなことなど、お約束通りのカタチだ。まぁ、プラットフォームを共有する兄弟分のBMW X1とはまったく趣向が異なるわけだ。
エンジンラインナップは既存の新世代ミニと同様だ。大きな話題は、結果的にMINIの中で最大サイズとなるこのクロスオーバーに、そのサイズの恩恵もあってついにプラグインハイブリッドが追加投入されることだろう。
-
-
Text:Makoto TAKEHIRA Photo:Apollo News Service
-
-
-
-
-
-