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シ、シブ過ぎる! 切実なクルマとサビの研究開発でマツダが技術賞を受賞

世界各地で走るクルマの腐食環境を測定、大規模データの解析を実現

もはや新しいクルマには無縁の話にも思えるが、金属製のクルマと腐食(錆)は浅からぬ関係にある。当然、各メーカーのエンジニアは日々そうした分野の研究にも余念がないわけだが、このほどマツダの研究者3名が公益社団法人腐食防食学会より、自動車の腐食環境測定システムの開発とその実用化において「技術賞」を受賞した。

腐食防食学会技術賞は、公益社団法人腐食防食学会より「腐食防食の分野における優れた技術」に対して贈られるもの。今回、マツダが受賞した腐食環境測定システムは、世界中のさまざまな地域で走行する自動車の部位ごとの腐食環境を測定し、大規模データの解析を実現するものという。なお、マツダが腐食防食学会技術賞を受賞するのは今回で2回目。表彰式は2019年5月22日に開催される「材料と環境2019」の会場で行なわれる。

●腐食防食学会・技術賞・受賞対象:「自動車の腐食環境測定システムの開発」

●受賞者:福田 克弘氏、中本 尊元氏、山根 貴和氏(マツダ車両開発本部)

●受賞理由:「腐食環境計測装置を自動車に搭載し、世界中の様々な地域で走行する自動車の部位ごとの腐食環境を簡便に測定することを可能とした。また大規模データの解析手法を確立し、各部位に適切な防錆処理を行なうことができるようになり、今後の自動車産業の発展への貢献が期待される」

公益社団法人 腐食防食学会
http://www.jcorr.or.jp

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